【イベントレポート】終わらない大歓声、<J-WAVE LIVE 2000+13>真夏の一大音楽イベント終了

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▲androp
▲THE BAWDIES
▲平井堅
▲flumpool
▲秦 基博
▲サカナクション
▲絢香
▲山崎まさよし
▲アンジェラアキ
▲KREVA
▲スガ シカオ
▲JUJU
▲家入レオ
▲三浦大知
▲きゃりーぱみゅぱみゅ
▲RIP SLYME
▲加藤ミリヤ
▲三代目J Soul Brothers
8月16日(金)、17日(土)、18日(日)の3日間、2013年で14回目を迎えた真夏の一大音楽ライブイベント<サンスター オーラツー presents 25th ANNIVERSARY J-WAVE LIVE 2000+13>が、国立代々木競技場第一体育館にて開催された。

■8月16日(金)第1日目
待ちに待ったJ-WAVE LIVE 2000+13がいよいよスタート。トップバッターは初出場のandrop。「ちょうど、ライブについていろいろ考えていたときに<J-WAVE LIVE 2000+9>に来て3日間とも開演から終演までずっと見て、盛り上がる曲はどんな曲なのかとかずっと考えながら見ていました。それでできた曲が1曲目の「Mirror Dance」なんです。その曲が今日ここでできたことがすごくうれしい」と<J-WAVE LIVE 2000+9>での秘話も披露。8月21日に発売のニューシングル「Voice」もなど、レーザーの演出も登場し、会場を沸かせた。

2組目に登場したのは、THE BAWDIES。クラップ、シャウトと会場がライブハウスとなったような熱気に包まれた。いつものようにスーツでしっかり決めたメンバーも汗びっしょりになり、9曲を立て続けに熱唱、コール&レスポンスでは、客席もシャウトしての一体感あふれるステージを披露してくれた。

続いては、2000年の第1回から連続14回出場の平井堅。「今年の夏の一番の遠出は深大寺に行ったこと」など毎年恒例の爆笑トークで会場を笑わせ、「今日はいろんなバンドが登場しますが、バンドとは真逆のピアノ1台で」と「思いがかさなるその前に…」「POP STAR」など<J-WAVE LIVE 2000+>でもおなじみのヒット曲5曲を披露した。

続いてflumpoolが登場。「お盆休みにライブに来ている音楽バカのみなさん、僕らも仲間にいれてください!」と、何度もコール&レスポンスで会場をもりあげ、6曲を熱唱しました。ステージの最後に10月2日にシングルが発売されることを発表(ダブルAシングル「強く儚く/Belief~春を待つ君へ~」)し、会場から大歓声が上がった。

いよいよ<J-WAVE LIVE 2000+13>初日も大詰め。<J-WAVE LIVE 2000+>には6年連続で出場の秦 基博が登場した。「6年連続出場だからしっかりHOMEだと思ってたけど、もしかしてaway?」と茶目っ気たっぷりに観客に語り掛けると、客席からは大きな拍手が。「いろんなジャンルの音楽が聴けるのが<J-WAVE LIVE 2000+>のいいところ。今日は自分の中でもちょっと珍しいジャンルの曲をやろうと思います」の言葉とともに、「自画像」のほか、「鱗」などJ-WAVEでもおなじみの曲を届けてくれた。

<J-WAVE LIVE 2000+13>一日目のトリを飾ったのは、初出場のサカナクション。レーザー光線を駆使した演出とサカナクションのサウンドに、代々木第一体育館が巨大なクラブと化したような雰囲気に。全くと言っていいほどMCをはさまず、ヒット曲満載の7曲のセットリストで駆け抜けるとアンコールの「アルクアラウンド」が終わりステージを去り際に「ラジオ大好きサカナクションでした」一言。圧巻の盛り上がりを見せたステージだった。

■8月17日(土)第2日目
2日目のトップバッターは4年ぶりの出場の絢香。「夏と言えば<J-WAVE LIVE 2000+>、デビューの時から出場している思い入れの強いイベントです」と会場に語りかけるとあちこちから「おかえり~」の声が。9月4日に発売される初のカバーアルバム『遊音倶楽部~1st grade~』からの曲のほか、「前回またこのステージに帰ってきたいなと思って歌った」という「みんな空の下」など6曲を熱唱した。

続いて登場したのは、山崎まさよし。山崎まさよしのギターにドラムとベースというシンプルな構成ながら、重厚なサウンドで独特の雰囲気を作り出した。「パンを焼く」では、早口言葉からJ-WAVEのジングルまで多彩なコール&レスポンスでわかせ、そのまま9月18日に発売のニューアルバムのタイトル曲「Flowers」へとつなぎ、最後は弾き語りの「アルタイルの涙」へと続く、ライブの楽しさがギュッとつまったステージだった。

3番目は、アンジェラ・アキが登場。「サクラ色」の弾き語りで始まり、コンピューターを使った演奏で「夢の終わり愛の始まり」、ループマシンを使った「ひとりバンド」の「熱帯夜」(RIP SLYMEのカバー)など多彩な演奏で会場を沸かせると、「今日はスペシャルなことをしたいので」と絢香を呼び込み、アリシア・キーズの「If I Ain't Got You」をコラボレーション。2人の圧倒的な歌唱力に会場から鳴り止まぬ拍手と歓声が起こった。

2日目後半戦はKREVAでスタート。「AWAYかと思ったけど、みんな暖かく迎えてくれて、涙が出るよ」とスタート。「今日はしっとりとした曲をうたうアーティストと一緒だから、バンド連れてきた」とバンドメンバーサウンドで、中盤は、「王者の休日」「音色」などバンドとともにバラードの曲調を披露。最後は「Na Na Na」で大合唱。<J-WAVE LIVE 2000+>のこの日に合わせたスペシャルなセットリストで観客をわかせた。

続いて登場したのは、<J-WAVE LIVE 2000+>には、第1回目から連続出場のスガ シカオ。J-WAVEでも大ヒットした「アイタイ」からスタート。「高校生のときの1時間20分の通学時間にずっと聞いていて、シンガーソングライターの光と影、自分の世界の作り方を教えられた。そのレジェンドと今日共演します」と紹介すると、強烈な存在感でステージ上に井上陽水が登場。そのまま「氷の世界」、続いて「バンドメンバーがどんなテンポで演奏したらよいですか、と聞いたら陽水さんからの答えは『思い出に残るテンポで』だった」と「少年時代」を演奏。最後は「悩んでいる人や未来に迷っている人に届けたい」と「Progress」を熱唱。すべてに熱い思いの込められたステージとなった。

2日目の最後は2012年に引き続きトリを務めるJUJU。J-WAVE月~木24:00~26:00の番組「RADIPEDIA」の水曜日ナビゲーターも担当しているJUJU。「DELICIOUS ~JUJU's JAZZ 2nd Dish~」からJAZZナンバー「Take 5」や「大きな会場でバンドと演奏するのは初めて」という9月18日に発売される新曲「Distance」を披露。ラストは、J-WAVE 20周年のキャンペーンソング「LOVE TOGETHER」。「J-WAVE LIVE 2000+」ならではのステージを届けてくれた。

■8月18日(日)第3日目
<J-WAVE LIVE 2000+13>、3日目のトップバッターはJ-WAVE LIVE初出場、J-WAVE月曜日~木曜日24:00~26:00の番組「RADIPEDIA」火曜日ナビゲーターも務める家入レオ。「サブリナ」ではつらつと登場し、「Bless You」「Shine」などを熱唱。初登場でトップバッターらしいフレッシュなステージを披露した。

2人目に登場したのは、2012年に続き2回目の出場の三浦大知。ダンサーを従えて「Right Now」でスタート。中盤の「Lullaby」では、アカペラでを披露したかと思うと、後半は再びダンスナンバーを立て続けにパフォーマンス。「またこのステージに立ててうれしい。みなさんに楽しんでもらえるように、全力でパフォーマンスします」との言葉通りの魅せるステージを届けてくれた。

3人目の登場は<J-WAVE LIVE 2000+>初登場のきゃりーぱみゅぱみゅ。黄色と緑の鮮やかな衣装で登場。「私のライブはバンドでもアイドルでもなく、みんなで振付を楽しんでもらうライブ」と「にじゃりばんばん」「つけまつける」など客席と一緒に歌って踊るきゃりーぱみゅぱみゅワールド全開の楽しいステージとなりました。MCでは、「昨日は山口県の野外フェスで熱中症になりそうなくらい暑かったけど、今日は室内で皆さんも安全にライブを楽しめますね」と忙しい毎日の一端ものぞかせていた。

続いてRIP SLYMEが登場。「今日は室内でラッキーと思っていたけど、お前らが熱いおかげで、ここも熱い!」とRYO-Zが客席をあおり、「知らない曲も知ったふりして!」と新曲「AH yeah」から「楽園ベイベー」と加速度的なアップチューンが続く。後半戦は「Good Times」「熱帯夜」からラストの「JOINT」まで怒涛の盛り上がりを見せ、客席一体となった熱いライブが繰り広げられた。

いよいよ<J-WAVE LIVE 2000+13>も大詰め、次に登場したのは加藤ミリヤ。4回連続の出場で、すっかり<J-WAVE LIVE 2000+>でもお馴染みとなりました。「開局25周年を迎えたJ-WAVEと私は同い年。強い縁を感じます。みなさんの最高の夏の思い出になったらと思って今日この日のためだけのセットリストです。楽しんで行ってください!」と会場に呼びかけると大きな歓声が巻き起こった。「HEART BEAT」で力強くスタート。がっちりオーディエンスの心をつかみ、最後まで離さない熱いライブを披露してくれた。

<J-WAVE LIVE 2000+13>のラストを飾ったのは三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE。登場と同時に会場から大歓声が沸き起こった。ステージをところせましと走り、踊り、メンバーの一挙手一投足に会場からキャーっという歓声が響き渡りどんどんヒートアップ。アップテンポな曲で会場を熱気につつみ、ラス曲の「君の瞳に恋してる」まで、観客とともに一気に駆け抜けた。アンコールにはGENERATIONSがゲストに登場。終わらない大歓声の中、「Burning Up」を14人が大熱唱。熱気冷めやらぬまま、J-WAVE LIVE 2000+13は幕を閉じた。


8月16日(金)
■androp
1.MirrorDance
2.Boohoo
3.Bell
4.Voice
5.World.Words.Lights.
6.End roll

■THE BAWDIES
セットリスト非公開

■平井堅
1.思いがかさなるその前に・・・
2.桔梗が丘
3.君の好きなとこ
4.POP STAR
5.Love Love Love

■flumpool
1.花になれ
2.星に願いを
3.大切なものは君以外に見当たらなくて
4.reboot ~あきらめない詩~
5.イイじゃない?
6.君に届け

■秦 基博
1.フォーエバーソング
2.ひとなつの経験
3.グッバイ・アイザック
4.自画像
5.Girl
6.言ノ葉
7.鱗(うろこ)

■サカナクション
1.ミュージック
2.アイデンティティ
3.ルーキー
4.僕と花
5.『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』REMIX
6.ネイティブダンサー2013 REMIX
7.夜の踊り子
ENC.アルクアラウンド

8月17日(土)
■絢香
1.ツヨク想う
2.シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~(Mr.Children)
3.タユタ
4.beautiful
5.たしかなこと
6.みんな空の下

■山崎まさよし
1.Passage
2.ドミノ
3.セロリ
4.月明かりに照らされて
5.パンを焼く
6.FLOWERS
7.アルタイルの涙

■アンジェラアキ
1.サクラ色
2.夢の終わり 愛の始まり
3.告白
4.熱帯夜(RIP SLYME)
5.たしかに
6.If I Ain't Got You(with 絢香)
7.手紙 ~拝啓 十五の君へ~

■KREVA
1.Feel It In The Air
2.イッサイガッサイ
3.OH YEAH
4.王者の休日
5.アグレッシ部
6.音色
7.BESHI
8.Na Na Na

■スガ シカオ
1.アイタイ
2.はじまりの日
3.コノユビトマレ
4.Re:you
5.氷の世界(with 井上陽水)
6.少年時代(with 井上陽水)
7.Progress

■JUJU
1.Dreamer
2.S.H.E.
3.Take Five
4.My Life
5.Distance
6.All The Things
7.LOVE TOGETHER
ENC.やさしさで溢れるように

8月18日(日)
■家入レオ
1.サブリナ
2.君に届け
3.Bless You
4.Shine
5.Message

■三浦大知
1.Right Now
2.Elevator
3.Half of You
4.Twinkle Shiny Star
5.Lullaby
6.Black Hole
7.SHOUT IT
8.Touch Me
9.GO FOR IT

■きゃりーぱみゅぱみゅ
1.なんだこれくしょん
2.インベーダーインベーダー
3.きゃりーANAN
4.にんじゃりばんばん
5.み
6.CANDY CANDY
7.つけまつける
8.ファッションモンスター

■RIP SLYME
1.FUNKASTIC
2.ジャングルフィーバー
3.AH yeah
4.楽園ベイベー
5.ロングバケーション
6.GOOD TIMES
7.熱帯夜
8.JOINT

■加藤ミリヤ
1.HEART BEAT
2.今夜はブギー・バック
3.SAYONARAベイベー
4.Love Forever
5.LOVERS part2
6.UGLY
7.勇者たち
8.EMOTION

■三代目J Soul Brothers
1.FIGHTERS
2.Higher
3.FIELD OF DREAMS
4.SPARK
5.花火
6.Best Friend's Girl
7.LOOK @ US NOW!
8.Waking Me Up
9.(YOU SHINE) THE WORLD
10.君の瞳に恋してる -Can't Take My Eyes Off You-
ENC.BURNING UP

◆<サンスター オーラツー presents 25th ANNIVERSARY J-WAVE LIVE 2000+13>オフィシャルサイト
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