Arturia社のソフトウェアシンセがPro Tools 11 AAXプラグインフォーマットに対応

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フックアップは、Arturia社のソフトウェアシンセ各製品のPro Tools 11 AAXプラグインフォーマットへの対応を発表した。

この10年間に渡り本物のビンテージシンセサイザーサウンドをソフトウェアで再現してきたArturia社。オリジナルモデルの開発元から正式にライセンスを受け、さまざまなDAW環境で音楽制作に活用されてきた。アナログ回路の特性を完璧に再現する独自のTAE技術(WURLITZER Vはフィジカルモデリング)によって、そのリアルさは群を抜いている。

そして今回、Arturiaのソフトウェアシンセ各製品がアップデートによりPro Tools 11 AAXフォーマットにいち早く対応し、この新しい環境でも引き続き使えるようになった(Pro Toolsはバージョン11より、今まで対応していたRTASフォーマットはサポートされなくなっている)。

このアップデータは無償で提供され、各ソフトウェアシンセ(SEM V、Jupiter 8V、WURLITZER V、MINI V、MODULAR V、ARP 2600 V、CS-80V、PROPHET V、ANALOG LAB)をAAX (Native)対応にし、Pro Tools 11での使用を可能にする。ダウンロードは下記リンクから。なおドラムマシンソフトウェアのSparkに関しては、別バージョンのアップデータが提供される。詳細は今後アナウンス予定。

今回のアップデートに関連する商品は以下のとおり。

●V COLLECTION 3 (ブイコレクション3)
価格:60,900円(税別本体価格:58,000円)
※後述のソフトウェアインストゥルメントをワンパッケージ化、たいへんお得な価格設定

●MODULAR V(モジュラーブイ)
価格:16,800円(税別本体価格:16,000円)
※旧製品名MOOG MODULAR V、モーグ博士を唸らせたTAE技術の礎ともいうべきモジュラーシンセの再現

●MINI V(ミニブイ)
価格:16,800円(税別本体価格:16,000円)
※旧製品名MINIMOOG V、史上最も有名なシンセの正統継承ソフトシンセ

●CS-80 V(シーエス80ブイ)
価格:16,800円(税別本体価格:16,000円)
※日本のシンセ技術の集大成、YAMAHA社ポリフォニックモデルの代名詞をソフトシンセで再現

●ARP 2600 V(アープ2600ブイ)
価格:16,800円
※MOOGと人気を二分したブランドARP社のモジュラーシステムを再現

●PROPHET V(プロフェットブイ)
価格:16,800円
※日本メーカーのライバルだったポリフォニックシンセ2つを収録

●JUPITER-8 V(ジュピター8ブイ)
価格:16,800円
※日本が誇るROLAND社ポリフォニックシンセのベストセラーモデルを忠実に再現

●OBERHEIM SEM V(オーバーハイムエスイーエムブイ)
価格:16,800円
※個性的なサウンドで人気のOBERHEIM社モノフォニックモジュールをソフトウェアでポリフォニック化

●WURLITZER V(ウーリッツァーブイ)
価格:16,800円
※70年代のもう一方のエレピの雄、WURLITZER 200Aをフィジカルモデリングで再現

●MINILAB(ミニラボ)
価格:16,800円
※コンパクトなミニ25鍵USBキーボートにANALOG LABソフトシンセが付属

●KEYLAB 25(キーラボ25)
価格:33,600円
※スタイリッシュで高機能な25鍵USB/MIDIキーボートにANALOG LABソフトシンセが付属

●KEYLAB 49(キーラボ49)
価格:50,400円
※スタイリッシュで高機能な49鍵USB/MIDIキーボートにANALOG LABソフトシンセが付属

●KEYLAB 61(キーラボ61)
価格:63,000円
※スタイリッシュで高機能な61鍵USB/MIDIキーボートにANALOG LABソフトシンセが付属

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