TVドラマサントラ史上2作目の快挙。『あまちゃん 歌のアルバム』がオリコン1位獲得

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NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の劇中歌などを集めたアルバム『あまちゃん 歌のアルバム』が、9月9日付けのオリコンウィークリーアルバムランキングで1位を獲得した。TVドラマのサントラ作品がオリコン1位を獲得するのは史上2作目の快挙で、NHK朝ドラ関連アルバムでは史上初の快挙となった。

◆大友良英 画像、『あまちゃん 歌のアルバム』ジャケット画像

また同ランキングには『あまちゃん』の脚本を手掛ける宮藤官九郎が監修・選曲した80年代コンピ盤『春子の部屋~80's HITS~』ビクター編が10位、『春子の部屋~80's HITS~』ソニー編が12位でそれぞれ初登場。さらに発売中の『連続テレビ小説あまちゃん オリジナル・サウンドトラック』も29位にランクインするなど、『あまちゃん』関連作品もランキングを賑わせている。

なお『歌のアルバム』ランキング1位をうけて、『あまちゃん』の音楽を手がけた大友良英は「なんだか、僕らが1位なんて申し訳ないような気がしますが、みんなでつくったドラマあってこそだと思います。この音楽も本当に沢山の人たちが手作りでつくった音楽たちです。それがこうやってみなさんに楽しんでいただけて、この手作りの良さが伝わって本当にうれしいです。ドラマともどもこの先もよろしくお願いします。」と、喜びと感謝を語っている。

『歌のアルバム』には、CDシングルが発売され大きな話題となった天野春子(小泉今日子)が歌う挿入歌「潮騒のメモリー」や、劇中に登場するアイドルグループのアメ横女学園芸能コース(通称:アメ女)が歌う「暦の上ではディセンバー」、主人公の天野アキ(能年玲奈)がデビューを目指して在籍していたグループ・GMTが歌う「地元に帰ろう」、さらにアキが鈴鹿ひろ美のバーターで初ドラマ出演をはたした『おめでた弁護士 寿蘭子 新春SPECIAL』(2010年1月2日放送)でやたら流れていた「いらないバイク買い取るぞう!」のCM曲、そしてアキとユイちゃんによる潮騒のメモリーズがお座敷列車の中で歌った「潮騒のメモリー」など、ドラマを彩る名曲の数々がボーナストラック含む全15曲収録されている。

なお、初回生産分限定封入特典には、劇中に登場したアメ横女学園芸能コースの架空のシングル4枚の着せかえジャケットが封入されている。その4枚とは、マメりんこと有馬めぐを中心に、チアリーダー姿で“元気”“熱気”を表現したアメ女の1stシングル「涙目セプテンバー」(c/w「失恋バーバー」)に、アメ女八賢伝メンバーが上野を象徴するパンダの衣装で可愛くも秋の切なさを感じさせる2ndシングル「空回りオクトーバー」(c/w「肌寒いノーベンバー」)、そして“かっこよさ”をテーマに、大雪原の中でのサバイバルを表現した3rdシングル「暦の上ではディセンバー」(c/w「ペンフレンドはバンクーバー」)、さらにアメ女センター・マメりんがソロで登場し、宇宙一の人気であるがゆえの孤独を表現した4thシングル「宇宙船リメンバー」(c/w「せつなさはアンバー」)。ちなみに「宇宙船リメンバー」のジャケットに書かれているタイトルは、ファン垂涎のマメりん直筆である。

また、GMT5の推しメンカラーロゴステッカーも5種類のうち1枚がランダムで封入されている。5種類どれも捨てがたいが、ここはひとつ、小野寺ちゃんカラーのステッカーを手に入れて「小野寺ちゃん、アツいよねー。」と、純喫茶「アイドル」の甲斐さんのようにつぶやいていただきたい。

なお、初回、通常盤ともに「暦の上ではディセンバー」の振り付けをGMTのリーダー入間しおり(松岡茉優)と、同曲はもちろん、モーニング娘。や中川翔子作品の振り付けも手がける木下菜津子が解説した完全ガイド、そして脚本の宮藤官九郎、音楽の大友良英によるあまちゃん音楽対談が封入されている。

さて、そんな『あまちゃん』もいよいよ終盤。『歌のアルバム』とともに、ぜひドラマを最後まで楽しみたい。

◆大友良英&「あまちゃん」スペシャルビッグバンド チケット情報
◆あまちゃん関連アイテム紹介ページ(ビクター・エンターテインメント)
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