【連載】ライブレポート「BRASILIAN GROOVE」Live at 代官山 蔦屋書店 Anjin (出演:永田ジョージ&露木達也)

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代官山 蔦屋書店 音楽フロアが応援する、ブラジリアンジャズのニューフェイス・永田ジョージ(Pf)& 露木達也(G)のデュオ・ライブが8月28日(木)に蔦屋書店内のラウンジ Anjinにておこなわれました。

◆「BRASILIAN GROOVE」Live画像

当日はお二人のライブを聴こうと開演前からお客様が殺到。即満席状態となりました。

永田さん、露木さんがステージに上がり、ブラジル音楽の大御所イヴァン・リンスの「EMOLDURADA」からスタート。そして、ジョビンの名曲「FOTOGRAFIA」、「WAVE」と続きます。世界中で演奏されている名曲の数々がフレッシュにアレンジで演奏され、まるで、ブラジルのビーチにいるような気分。
後半に入り、お二人のテンションはさらに上がります。露木さんのオリジナル曲や、「TRISTE」も含め日本のポップス「夏の終わりのハーモニー」まで演奏をしてくださいました。
ピアノとギターというコード楽器がぶつかることなく、シンプルに美しいブラジルワールドが展開されたのには、お客様も大満足。あっという間の1時間でした。

終了後のサイン会の様子。とても身近な距離でお二人と会話ができる貴重な時間です。

永田ジョージさん、露木達也さん、ありがとうございました。

今後も代官山 蔦屋書店 音楽フロアでは、良質な音楽を発信しているアーティストを応援していきます。その様子は随時、当連載にてレポートとしてご報告します。

【永田ジョージ/Piano】
大学時代にジャズピアノに出会う。敬愛するオスカー・ピーターソンに倣い、心地よいグルーブ感とリリカルなフレージングをモットーとするようになる。卒業後、日本IBMで働きながらピアニストとして都内で活動をする。

その後、米国カリフォルニア州に留学中、ベニー・グリーン(Pf)やジェフ・キーザー(Pf)に出会い、彼等とのセッションを通して「自分の音を表現すること」の大切さを胸に刻み込む。

2006年、Dizzy's Jazz ClubにてTOKU(flh/vo)と共演し、地元のジャズ・ファンから高い評価を得る。また、現地の海でのゆったりとしたサーフィンを通じて、自然のリズムを自分の音楽へと昇華させる。2007年に帰国し、東京での演奏活動を再開し、Groove Pocketsを活動の核として、多数のミュージシャンとのパフォーマンスを重ねる。

2012年、日本IBMを退職し、音楽活動に専念する。同年7月に1stアルバム『Brasilian Groove』(露木達也、永田ジョージ)をリリース。10月には2ndアルバム『1st Encounter』をリリース。ブラジリアンミュージックやサーフィンからインスピレーションを得て、自然の大きさと心地よさをライブに取り入れるなど、ジャズというジャンルを越えての活躍がめざましく、次世代を担うミュージシャンの一人として、注目されている。

【露木達也/Guitar 】
1981年神奈川県出身。2000年、music college MESAR HAUS に入学。ギターと音楽理論を養父貴氏に師事する。卒業後、ロックバンドのライブ出演、レコーディング等を経て、ブラジル音楽やジャズのグループを中心にプロ活動を開始する。

2011年「Human Nature」、「The Long and Winding Road」をリリースし、iTunes Amazon等にてダウンロード発売を開始。2012年サーファーピアニストの永田ジョージと、ブラジリアン・ジャズ(ボサ・ノヴァ)と海をテーマにした1stアルバム「Brasilian Groove」をリリース。幼少から海沿いに住んでいるせいか、ブラジルの海沿いの都市リオで生まれたボサ・ノヴァや、アメリカ西海岸のジャズに影響を受けた自然に流れる”風のようなサウンド”が持ち味で、都内を中心に活躍中。
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