坂本龍一、野村萬斎＋高谷史郎らとのコラボレーションによる新作舞台公演を開催

山口情報芸術センター［YCAM］では、YCAM10周年記念祭の一環として、狂言師の野村萬斎をはじめとする現代能楽界の担い手たちと、10 周年記念祭のアーティスティック・ディレクターを務める音楽家の坂本龍一、アーティストの高谷史郎とのコラボレーションによる新作舞台公演を開催する。

本公演の舞台となるのは、坂本と高谷が2007年にYCAMで発表したインスタレーション「LIFE - fluid invisible, inaudible...（ライフ・フルーイド・インビジブル・インオーディブル）」。霧で満たされた9つの水槽型スクリーンに映像が投影され、霧と映像にサウンドが呼応する中、古典能楽作品の上演や、能楽とピアノ、映像の即興セッションを展開する。

20世紀を総括し、21世紀へのビジョンを提示する壮大なインスタレーションに、古代から受け継がれてきた言葉と身体の叡智である能楽が融合する本公演。10周年記念祭のテーマである〈アート〉〈環境〉〈ライフ〉を歴史的な視野から読みとくとともに、自然と人間の原初的かつ新たな関わりを描き出す。

野村萬斎＋坂本龍一＋高谷史郎「（LIFE - WELL（ライフ・ウェル」
演出／構成：野村萬斎、坂本龍一、高谷史郎
2013年10月22日（火）14:00開演／19:00開演 30分前開場
山口情報芸術センター［YCAM］スタジオA

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