世界初の未病音楽療法CDが登場。『治・未病音楽療法』シリーズ

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植物にクラシックを聴かせると生育が早まるといったことはよく言われる。一方、アメリカ軍が、敵兵士の神経をすり減らすために、AC/DCなどの曲を軍用のスピーカーを使って大音量で流した、というような話もあった。どうやら、音楽には我々が耳で聴く以上の何かがあるようである。

◆『治・未病音楽療法 モーツァルト』と『治・未病音楽療法 日本のうた』ジャケット画像、収録曲

音楽に触れることで、心身の健康の回復や向上をはかるという音楽療法。これを気軽に実践できる音楽療法CD『治・未病音楽療法』シリーズが9月25日にリリースされた。CDはモーツァルトの楽曲を収録した『治・未病音楽療法 モーツァルト』と、日本のうたを収録した『治・未病音楽療法 日本のうた』の2枚。ともに監修はモーツァルト音楽療法の第一人者、埼玉医科大学教授・学科長の和合治久 氏だ。

聞きなれない「未病」という言葉。「未病」とは健康状態の範囲であるが、病気に著しく近い身体、または心の状態を示す。この未病を克服するための音楽療法CDが、今回リリースされた2作品となる。ちなみに、未病音楽療法CDは世界初だそうだ。

「未病とは、病気になる一歩手前の段階を指し、この段階で『いかに健康な状態に導くか』が、すなわち「治・未病」の考え方になります。……未病を改善し、健康な状態に導くためには、まず現代人の不摂生な生活習慣を見直し改めることが大切になります。日本では、三大死因であるガン、虚血性疾患、および脳卒中(脳血管障害)で、実に日本人の60%以上が命を落としているので、こうした病気にならないように、日頃から未病を克服することが肝要です。たとえば、悪い生活習慣や不快な精神的ストレス、環境の変化、老化などは自律神経のバランスを崩す結果、病気の前段階である未病を誘発します。この状態を放置しておくと、さらに糖尿病や高血圧、高脂血症、肥満、脂肪肝などが生じます。したがって、「治・未病」の有効で簡単な方法を日常生活に意識的に取り入れ、発病しないように心がけることが健康寿命の延長にもつながってつながっていくのです。」── 和合治久(埼玉医科大学教授・学科長)

今回リリースされる『治・未病音楽療法』のモーツァルト編には、「認知証の予防・改善」、「乾燥肌・ドライマウスの予防・改善」、「消化機能悪化の予防・改善」、「冷え性の予防・改善」などテーマ別にセレクトされたモーツァルトの楽曲を収録。また、日本のうた編では、「季節の歌で昔を回想し脳の記憶低下を防止する」、「心に残る歌で脳を活性化する」というテーマのもと、「春の小川」や「上を向いて歩こう」、「知床旅情」、「シャボン玉」、「仰げば尊し」などのお馴染みの日本の歌を収録している。

なお、和合 氏が監修した、2004年~2005年発売の『最新・モーツァルト療法』はシリーズトータル25万枚のセールスを記録したという実績もある。

2030年、日本の人口における65歳以上の人の割合は30%を超えるとも言われている。そんな超高齢化社会を前に、健康維持に、このCDシリーズを活用してみてはいかがだろうか。

◆『治・未病音楽療法』シリーズ公式ページ
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