【イベントレポート】つんく♂が『J-MELO』放送400回記念楽曲を制作。モーニング娘。が歌う

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NHKワールドが140の国と地域に向けて放送している、全編英語の日本の音楽番組『J-MELO』(国内ではBSプレミアムにて)が2005年10月の番組開始から数えて、11月9日のオンエアで放送回数400回を迎える。これを記念し、世界の視聴者から寄せられたメッセージをもとに、つんく♂が楽曲を制作。『J-MELO』準レギュラーのモーニング娘。が歌う「What is LOVE?」が誕生した。

◆『J-MELO』放送400回記者会見 画像

10月2日、NHK局内にて会見が開かれ、『J-MELO』司会を務めるMay J.と放送開始当初から番組に関わっているデーブ・スペクター、そして今回楽曲に関わったつんく♂と、モーニング娘。からリーダー・道重さゆみが報道陣の取材に応えた。

「ふなっしーはこないんですか?」というデーブ・スペクターのファンキーなアメリカンジョークから幕開けとなった会見。2008年から番組の司会を務めるMay J.は、「400回の節目を迎えることができて嬉しく思っています。これからも日本の素晴らしい音楽を世界に発信して、日本と世界の架け橋になれたら。」と挨拶。また番組に関わって丸5年となる中で印象的だった出来事として、THE BOOMの宮沢和史と「風になりたい」を共演したことを挙げて、「(番組内コーナーの)Club J-MELOで彼の「島唄」を聴いた時に衝撃を受けて、自分もこの曲をカバーしたいなと思った。」と振り返った。

さらに、『J-MELO』の海外ロケやファンミーティングなどを通じて、海外の視聴者とも直接触れ合っている彼女。「どの国に行っても、日本を大好きな人たちがそこら中にいるんですよね。日本のアニメがきっかけで、音楽が好きになったりとか。ほんと、話していて、みんな楽しそうに話してくれまして。日本の音楽って愛されているなって思いました。」と、日本のアニメだけでなく、音楽もまた世界で熱い支持を受けていることを紹介した。

『J-MELO』という番組タイトル決めから関わり、現在はスペシャルコメンテーターとして番組に登場しているデーブ・スペクターは、「僕もNHKワールドのおかげで英語が上達しました。」と、全編英語の同放送が英語学習にも最適であることをアピール(?)しつつ、「Japan」と「Melody」、そして“癒やし”という意味も持つ「Mellow」を掛けあわせた番組タイトルであることを「テレビ欄に書く時も場所とらないし。『お・も・て・な・し』でもよかったんですけど、ちょっと早かった。」と、説明。「ほんとのこと言うと、日本の音楽が『J-MELO』を通してここまで普及するとは思わなかった。」とコメント。また「May J.さんと時々、番組の進行をやってるんですけど、英語でやるのでもう緊張しちゃってね。普段だったらダジャレでも出るんですけど。今日はつんく♂さんがいるので、僕のダジャレはシャダン(遮断)キュウになっちゃう。……やっぱりふなっしー呼べばよかった。」と結んだ。

「生きるとはなにか」「愛とはなにか」というテーマを世界中の視聴者に投げかけて、寄せられたメッセージをもとに番組400回記念楽曲を制作したつんく♂は、SNSを通して知り合った『J-MELO』の原田悦志チーフ・プロデューサーから、「日本のアイドルグループの中でも、モーニング娘。の世界的人気は、ほかのアイドルグループとは別格」という熱い説明を受けたことを明かす。そして、つんく♂×モーニング娘。×『J-MELO』(および番組視聴者)のコラボで生まれた「What is LOVE?」について、「非常に短期間で仕上げることになったんですが、勢いのある、エネルギッシュな曲になった。」と語った。

また、原田プロデューサーが、パリで開催された<Japan Expo>でのライブでフランスの人たちの心をがっちり掴んでいる姿を観て、終演後に楽屋に向かい、その場で、即、番組準レギュラーを打診してしまったというモーニング娘。から道重さゆみは、「今回は、世界中のみなさんからたくさんのメッセージをいただいて、それをもとにつんく♂さんが楽曲を私たちモーニング娘。に書いていただいたということで、すごいたくさんの方に愛されている『J-MELO』さんに出演できることだけでも嬉しいのに、この1曲を通して、世界中のみなさんと私たちモーニング娘。が歌でひとつになれた気がして、ほんとに、ワクワクしています。」と、挨拶する。原田プロデューサーから、世界中からモーニング娘。が支持されているという事実をどう受け止めているかと訊ねられると、「世界にはたくさん行かせていただいているんですけど、そのたびに『Kawaii!!』と言ってもらえているので、私の可愛さは世界共通なんだなって思ってます。」と、実に可愛く応えていた。

ところで、日本の音楽やアニメが世界でウケている、ということに関連し、つんく♂は、「国によってはすごくニッチ。日本を大好きな人たちがいてくれるんですけど、すごいニッチな層だったりする。キワにいるから大好き、みたいな。」と冷静に分析。そして、日本から世界に作品を発信する時に、そのニッチな層に向けた作品にするか、それともメインストリームで勝負するかは葛藤がある、としつつも、「なんとなくモーニング娘。は、世界に打って出れるはず。ニッチではないところでイケるはずという気持ちで作っている。」と、モーニング娘。楽曲を制作する際の自身のスタンスとモーニング娘。への自信を口にする。一方、道重は、素直に海外ファンが応援してくれることは嬉しいと述べるとともに、「(海外)コンサートとかで言葉も文化も違うのに、モーニング娘。の曲を通してファンの方と盛り上がったり、一体感を感じられることは素晴らしいことだなって思います。今のモーニング娘。になってからは、なかなか海外でコンサートができていないので、新生となったモーニング娘。でたくさんの場所でコンサートができるように頑張ります。」と、海外での活動への意気込み、想いを語った。

モーニング娘。が歌う「What is LOVE?」は、番組の10月~12月のエンディングテーマとして使用される。シングル化や英語verの制作について、つんく♂は、「なんらかの形ではリリースする予定ではあります。英語verに関しては予定はないんですが、今、(英語verの質問を受けて)「あり」だなって思ってしまいました。」と、会場を笑わせた。

なお、モーニング娘。のライブの模様をオンエアする『J-MELO』400回の放送は、NHKワールドTV(iPhone、Androidなどスマホのアプリ経由で日本からも視聴可能)では11月3日に、BSプレミアムでは11月9日に放送される予定だ。


text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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◆J-MELO
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