久石譲、年末に「第九」とジブリの豪華コラボ・コンサート

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久石譲が、ベートーヴェン交響曲第九番ニ短調作品125「合唱付き」を12月13日にNHKホールで指揮をする事がわかった。ここ最近、ベートーヴェンの交響曲第五番(運命)と第七番を指揮した事はあったが、意外にも「第九」は初めてだという。

◆久石譲画像

「音楽家として「第九」はどこかで通らなければ」とかねてより考えていたそうで、2013年を総括する想いを込めNHKホールでタクトを振る。久石譲は2007年開催の第25回記念<サントリー1万人の第九>で「第九」に捧げる序曲としてオリジナル曲「オルビス」を書いており、今回は「第九」をその序曲と共に演奏する。

2013年を総括するということで、2013年を象徴する映画『風立ちぬ』の音楽を、映画の世界観を忠実にバラライカ、バヤン、ギターを使ってアレンジした『風立ちぬ』組曲も披露する。さらに11月23日公開の高畑勲監督『かぐや姫の物語』の音楽も演奏予定曲目に入っている。いずれも初演で、映画の感動がNHKホールで蘇ることになるだろう。

また、「第九」では通称・歓喜の歌の合唱パートに参加する人を一般から公募する。自分が「第九」をやる時は、みんなと一緒に作りたいという久石譲の想いがコーラス一般公募という形で実現する事になったものだ。「皆さんの色々な思いを込めて、2013年を総括するという気持ちで参加してもらえたら」と語る。参加資格はコーラスの経験は問わないが、リハーサル全てに参加できる事が条件となる。応募多数の場合は書類選考により決定。久石譲と一緒にNHKホールの舞台に立てる貴重なチャンスとなる。

久石譲が初めて挑む「第九」の公演チケットは11月9日(土)より発売、公式サイトでは10月8日より一般発売に先駆け抽選申し込みを受け付ける。ジブリ音楽と「第九」という夢のようなコラボレーション公演だけに、完売は必至だ。

<久石譲 第九スペシャル>
2013年12月13日(金) 18:15開場/19:00開演
@東京・NHKホール
全席指定\8,000 ※未就学児不可
チケット発売日:11月9日(土)※公式サイトにて先行抽選あり
出演
指揮:久石譲
管弦楽:読売日本交響楽団
ソプラノ:林正子/メゾソプラノ:谷口睦美/テノール:村上敏明/
バス:妻屋秀和/オルガン:ジャン=フィリップ・メルカールト
合唱:栗友会と一般公募による
※演奏予定曲
久石譲/バラライカ、バヤン、ギターと小オーケストラのための「風立ちぬ」小組曲
久石譲/「かぐや姫の物語」より
久石譲/「オルビス」~混声合唱、オルガンとオーケストラのための
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」

●コーラス公募について
小学校4年生以上で、コーラスの経験は問わず。東京都内で開催予定の3日間のリハーサルおよび本番日程のすべてに参加できる方に限ります。応募締め切りは10月31日(木)。応募多数の場合は書類選考により決定。結果は公式アドレスより11月上旬に応募者全員にメールで連絡。応募の詳細は公式サイトにて。

◆久石譲 第九スペシャル公演オフィシャルサイト
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