倖田來未、約4年ぶりの台湾公演。「ずっと追いかけ続けることで、夢は叶うんです。」

ポスト

11月13日にニューシングル「Dreaming Now!」をリリースする倖田來未が、3年9ヶ月ぶり、2度目となる台湾単独公演<KODA KUMI TAIWAN LIVE 2013>を国立台湾大学総合体育館にて行なった。

◆倖田來未 台湾公演 画像

ライブは2012年1月にリリースしたオリジナルアルバム『JAPONESQUE』を中心に、代表曲「愛のうた」や「キューティーハニー」など、新旧織り交ぜたセットリスト。初めて彼女のライブを見る台湾の人でも、倖田來未の魅力が100%伝わるような、名刺代わりのステージとなった。

「約4年ぶりとなる台湾でのワンマンライブ。待って頂いていたファンのみなさんの期待を裏切らないように、ぎりぎりまでアイディアを出して創りあげたライブなので、最初から最後まで楽しんで頂けたらと思います。」── 倖田來未

アルバム『JAPONESQUE』のテーマでもあった“和”をイメージしたステージから、総重量20kg、下駄の高さ30cmにも及ぶ豪華絢爛な着物姿で登場した倖田來未。「ステージを歩くのにとても苦労しましたが、実現できてとても嬉しかった」と語る彼女が1曲目に選んだ楽曲は「So Nice」。「KO-SO-KO-SO」ではダンサーによってランダムに選ばれた観客がステージに招かれ、目の前で倖田來未がセクシーなダンスを披露するという場面も。単なるライブには留まらない、エンターテインメント性あふれるステージも健在だ。

ちなみにこの日は、目を見張るような豪華な着物姿から、今回初披露となるピンクベージュに白の総レースという思わずため息が出てしまうようなエレガントなドレス、セクシーな女性像をイメージして制作されたブラック総レースのドレス、そして、激しいダンスシーンにピッタリなビジュー付のカーキのジャケットにブラックのホットパンツなど、計7パターンの衣装を用意した。

途中、台湾で最も人気の高い楽曲と言われている「愛のうた」を中国語で披露。台湾のファンへより歌詞の意味をダイレクトに伝えたいという想いから、中国語での歌唱を決めたという。

「大家好、我是倖田來未!(みなさんこんにちは、倖田來未です!)今日はこんなにたくさんの方に来て頂いて、とても幸せに思っています。本当にありがとうございます。みなさん、最後の最後まで、楽しんでいってください!」── 倖田來未

またアンコールでは2013年の夏にリリースしたシングル「Summer Trip」から「LALALALALA」、さらに未発表曲、そして2度目の単独公演を待ってくれていた台湾のファンへ、感謝の想いを込めて「walk」を披露。会場へ来た1人1人のファンに向けて感謝の気持ちを届けた。

「約4年ぶりの台湾公演。4年前、ファンの皆さんがすごく温かく私のことを迎えてくれて、“また台湾でライブがやりたい”って、ずっと思っていました。現実はなかなかうまくいかないときもあるけれど、ずっと追いかけ続けることで、夢は叶うんです。人生あきらめたら負け。辛いこともたくさんあったけど、みんなからたくさん応援して頂いて、支えられました。あきらめないで、努力し続けて、今日という日を迎えることができ、とても感謝しています。これからも倖田來未をよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました!」── 倖田來未

2度目の台湾公演を無事に終えた倖田來未。まもなく15周年を迎える彼女にとって、今回の公演はアジアツアーを視野に入れたネクストステージへのプロローグ。3度目の台湾単独公演を目にする日は近いのかもしれない。

なお、日本テレビ系『バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ2013』テーマソングに起用された話題の新曲「Dreaming Now!」は、10月15日に放送されるJ-WAVE「GROOVE LINE Z」にて解禁となることが発表されている。

◆BARKSライブレポート
◆倖田來未 オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報