1990年代の渋谷系をまるはだか?カジヒデキ×川崎大助トークショウ開催

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長篇小説『東京フールズゴールド』の発売を記念して、11月5日(火)代官山蔦屋にてトークショウが開催される。

◆カジヒデキ画像

小説『東京フールズゴールド』は、人生崖っぷちの元ロックスターが真夏の大都会を駆け抜ける、日本初の青春&音楽エンタテインメント作品で、1990年代の東京を起点に現実の音楽シーンのトピックが数多く取り入れられている。その内容にシンクロするように、本書推薦人でもあるカジヒデキと、著者川崎大助が語り尽くすという、ここでしか聞けない話が満載となるイベントだ。

渋谷系、輸入レコード店、マッドチェスター、スウェディッシュ・ポップ…DJ文化の黎明からインディー・レーベル・ブームまで、遠くて近い近くて遠い…そんな1990年代の生き証人ともいえるこのふたりが揃って人前でトークショーをするのは、これが初のこととなる。果たして一体なにが飛び出すのか、小説よりも奇な今だからこそ言えるようなエピソードも飛び出してきそうだ。『東京フールズゴールド』の元ネタ分析から、「いまだから言える、渋谷系ちょっといい話」まで、トークと共に2人による選曲もあわせて堪能できることだろう。

カジヒデキは、誰もが認める1990年代渋谷系を牽引したヒットメーカーのひとりだが、デビュー前は、渋谷の宇田川町にあった伝説のレコード・ショップ『ZEST』の店員だった。2008年公開の映画『デトロイト・メタル・シティ』の登場人物、佐治秀紀(サジヒデキ)の元ネタとしても知られ、エンディング・テーマ「甘い恋人」のプロデュースを手掛けている。ソロ活動以外にもCM曲の作曲、バニラビーンズなど他アーティストへの楽曲提供やプロデュースなども積極的に行っている人物でもある。

川崎大助は、『ロッキング・オン』で音楽ライターとしてデビューした後、90年代渋谷系ブームの一翼を担った音楽誌『米国音楽』を1993年に創刊。フィッシュマンズの評伝である『フィッシュマンズ 彼と魚のブルーズ』の執筆など、移り変わる音楽業界を、常にインサイダーの視点で捉えてきた。2010年からは、文芸カルチャー誌『IN THE CITY』へ短編小説を寄稿し、作家としてのキャリアも重ねていたが、今回、自身初の長編小説となる「東京フールズゴールド」を上梓した。

イベント参加券は、代官山蔦屋書店店頭またはオンラインストアでの川崎大助著『東京フールズゴールド購入者に配布されるが、なくなり次第終了となる。

<川崎大助・著『東京フールズゴールド』発売記念 「That '90s Show」 カジヒデキ×川崎大助 トークショウ>
2013年11月5日(火)
@蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
19:00~20:00
※先着70名
[問]代官山 蔦屋書店 03-3770-2525
※代官山 蔦屋書店 店頭またはオンラインストアにて、川崎大助著『東京フールズゴールド』を購入したお客様先着70名にイベント参加券を配布(なくなり次第終了)
※遠方のお客様の予約チケットはイベント当日に配布。
※店頭予約:代官山蔦屋書店2号館1階アートカウンター 電話予約:03-3770-2525
http://tsite.jp/daikanyama/event/002620.html

川崎大助『東京フールズゴールド』
2013年9月26日発売
1,995円(本体1,900円)
河出書房新社 978-4-309-02220-8
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