【インタビュー】Sadie、自分たちの音楽の追求の表れ『MADRIGAL de MARIA』を語る

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リリース毎に進化を続け、インディーズでありながらメジャーバンドも脅かすヴィジュアルバンドSadie。2013年10月16日に通算4作目となるフルアルバム『MADRIGAL de MARIA』をリリースした彼らに今作の魅力を語ってもらった。

◆Sadie画像

真緒(Voice)
剣(Guitar)
美月(Guitar)
亜季(Bass)
景(Drums)

――今回は『MADRIGAL de MARIA』というインパクトのあるタイトルですが、ここに籠められた想いは一体どんなものだったのでしょうか?

真緒:作品自体に見合ったインパクトのあるタイトルで小難しいながらも一度聞いたら言葉のニュアンスを残せるタイトルにしたかったのです。

美月:発案は真緒氏になります。響きと意味合いを聴いたときに、重なり合う想いですね。

――MADRIGALというのは重なり合って歌唱する方法のことですが、なにか今回のアルバムのテーマとは関係あるのですか?

真緒:声のトラッキングもそうですが、各パートのありのままの等身大の音の重なりでもあります。より深く、より追求がテーマですね。

美月:重なり合う音と重なり合う感情。

亜季:個人的には、メンバーのサウンド、声が重なりあった楽曲と捉えている。

――HPにて「THE REQUIEM」のPVが一部分のみ観れますが、PVのコンセプトや見所、撮影時のエピソード等ありましたらお聞かせ下さい。

真緒:スピード感ですね。速いパッセージのコマ割りですが実際も速く動いていたので暑かったです。

美月: アルバムの難解さと違う、スピード感のあるPV。エピソードはケータリングのカルビ丼がほぼチャプチェ丼だったこと。(笑)

剣:見所は唯一白く光る俺。(笑)

亜季:スピード感。

景:PVの見所は”分割感”ですね。撮影エピソードとしてはチャプチェの量が多すぎて食べきれなかったです。(笑)

――ジャケット写真にはローブを纏った人物が写っていますが本作のコンセプトとジャケットのヴィジュアルイメージとに何か関係があるのでしょうか?

真緒:作品のイメージですね。外見を隠すことで内面の主張を出してます。

美月: MARIAは誰なのかを予想してもらえれば。

剣: どうなんでしょうか…

亜季: 『MADRIGAL de MARIA』という一枚の古い絵画の様なイメージ。

――本作は何かコンセプトありきで制作をされたのですか?

真緒:深さですね。何にもとらわれずありのままの自分たちの音楽の追求の表れです。

美月:制作段階からこういうアルバムは作りたいとはおもっておりました。世界を作れるアルバムは心がけてましたね。

剣: 嘘なき己。

亜季:一つの世界観を深く追求する。

景:世界観と深さ。

――どの曲が一番好きか、聴き所も含めてメンバーそれぞれ教えてください。

真緒:一曲目の「Demons cradle」ですかね。原曲を作る段階でもはなから一曲目を心がけました。拍子が曲中に変わったり戻ったりと少し難しいながらも大きな広がりを表現できてるところが気に行ってます。

美月:何より曲順ですかね。このアルバムの流れの意味だったり。聴きどころを強いてあげるなら2人のアコギですかね。

剣:「Jealousy」

亜季:「優シク殺シテ」映画のエンディングの様な雰囲気。

景:「官能とParadox」ですね。セクシーさ、色気を感じてほしい。

――演奏面でのこだわりをお教え頂けますでしょうか。

真緒:今作ではキーをもう一段階限界まで上の音まで出しました。

美月:タメですかね。なかなか難しいですがこれを極めるとすごくなる。

剣:ハイテクな奏法。

亜季:今作は、指弾きとスラップが多かったかな。

景:それぞれ楽曲の世界観と景色の表情。

――アルバムの構想はいつくらいから練っていたのですか?

真緒:年明けすぐくらいからです。デモ曲上げに時間費やしましたね。

美月:前回ツアーをやりながら、構想だけでいえばそれより前かもしれません、もはや次の 構想はありますから。

剣:今年入ってからでしょうか。

亜季:年始から。

景:前のツアー中、ツアー後。

――MADRIGAL de MARIA発売に伴うツアーへの意気込みを教えてください。

真緒:アルバムのツアーは曲の並びも大きく変わるので新鮮です。表現を音源だけでなくライブを通して見え方や聴こえ方も変わると思うので体感してください。

美月:ただただ“激”ではないということをアルバムツアーで表現したいですね。みんなが不意に隠した感情を探しだしてもらえるツアーにしたい。

剣:ありのままの自分で勝負します。

亜季:楽しみにしてる。

景:この作品以上のものにしたいです。


4thフルアルバム『MADRIGAL de MARIA』2013.10.16 ON SALE
【初回限定盤】
CD(全11曲)+DVD(MUSIC CLIP) 2枚組
MRS-0055 ¥3,675-(tax in)
【CD収録曲】1: Demons cradle 2: THE REQUIEM
3: Decadence 4: Jealousy5: 官能と Paradox
6: 嘘にまみれた真実の底 7: viper 8: STARRING
9: 斑 - まだら - 10: 雪月花 11: 優シク殺シテ
【MUSIC CLIP】 THE REQUIEM

【通常盤】
CD(全11曲+unplugged ver.1曲)
MRS-0056 ¥3,150-(tax in)
【CD収録曲】1: Demons cradle 2: THE REQUIEM
3: Decadence 4: Jealousy5: 官能と Paradox
6: 嘘にまみれた真実の底 7: viper 8: STARRING
9: 斑 - まだら - 10: 雪月花 11: 優シク殺シテ
12: face to face (unplugged ver.)

ONEMAN LIVE SCHEDULE
Sadie 4thフルアルバム『MADRIGAL de MARIA』
発売記念全国ワンマンツアー<MADRIGAL de MARIA>
10/20(日) 柏PALOOZA
開場17:30 開演18:00
10/22(火) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3
開場19:00 開演 19:30
10/23(水) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
開場19:00 開演 19:30
10/25(金) 浜松窓枠
開場 18:30 開演19:00
10/29(火) 30(水) 札幌KRAPS HALL
開場 18:30 開演19:00
11/6(水) KYOTO MUSE
開場 18:30 開演19:00
11/8(金) 松山サロンキティ
開場 18:30 開演19:00
11/9(土) 広島並木ジャンクション
開場 17:30 開演18:00
11/15(金) 滋賀U☆STONE
開場 18:30 開演19:00
11/16(土) 岐阜club-G
開場 17:30 開演18:00
11/20(水) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
開場 18:30 開演19:00
11/22(金) 金沢vanvan V4
開場 18:30 開演19:00
11/23(土) 名古屋E.L.L.
開場 17:30 開演18:00
11/29 (金) 福岡DRUM Be-1
開場 18:30 開演19:00
12/1(日) 岡山IMAGE
開場 17:30 開演18:00
12/6(金) 郡山♯9
開場 18:30 開演19:00
12/8(日) 仙台darwin
開場 17:30 開演18:00
12/14(土) 高松DIME
開場 17:30 開演18:00
1/4(土) なんばHatch
開場 17:00 開演18:00
ツアーファイナル
1/10(金) SHIBUYA-AX
開場 18:00 開演19:00

チケット料金 地方公演
前売り券 ¥4,200- 当日券 ¥4,725- ※別途ドリンク代
セミファイナル公演 なんばHatch
ファイナル公演 SHIBUYA-AX
前売り券 ¥4,725- 当日券 ¥5,250- ※別途ドリンク代

チケット一般発売日
9月14日(土)発売 10/20(日)柏PALOOZA~11/9(土)広島並木ジャンクション
10月5日(土)発売 11/15(金)滋賀U☆STONE~12/14(土)高松DIME
11月2日(土)発売 1/4(土)なんばHatch / 1/10(金)SHIBUYA-AX

◆Sadieオフィシャルサイト
◆BARKS ヴィジュアル系・V-RCOKチャンネル「VARKS」
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