洋楽ロック・ファンの藤あや子、25年目にしてジャズに挑戦

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由紀さおりや八代亜紀、坂本冬美のジャンルをまたがった活動や、ニコニコ動画へ巨大ウェポンを投下したラスボス小林幸子など、日本の芸能界を長年にわたって牽引してきた大物歌手の動きが活発だが、2013年でデビュー25周年を迎えた藤あや子も、実に素敵なアーティストである。

◆藤あや子画像

演歌歌手として名を馳せる藤あや子だが、2011年には、自身が人生で影響された女性ヴォーカリストの名曲を集めたポップスのカバーアルバム『WOMAN』を発売、NHKのアニメ『リトル・チャロ』の主題歌を担当した際には、カップリングに英語バージョンを歌って収録するなど、演歌歌手という枠にとらわれることなく、さまざまな音楽活動をおこなってきた歌手でもある。

プライベートでは大の洋楽ロック・ファンとして知られ、無類のボン・ジョヴィ、エアロスミス好きであることも有名な話。自ら熱烈なラブコールを送りスティーヴン・タイラーとの対談をしたこともある熱狂ぶりを見せている。

そんな藤あや子だが、音楽との接点とその振れ幅の大きさも彼女の素養の豊かさを示すもので、節目となる25年目に彼女が新たに挑み、完成させた作品が、ジャズアルバム『THE SHOW TIME』だ。

「やるからには決して妥協したくはない、ジャズを大好きな方々にも気に入ってもらえるアルバムを作らなければ」という思いから、レコーディングの半年前に英語のレッスンをスタート。企画の立ち上げからアルバムの完成まで約1年の歳月を要し、まさに我が子とも呼べるアルバムを生み出したという。

サウンド・プロデューサーにはジャズ・ドラマーの松尾明を迎え、「GEORGIA ON MY MIND」や「MY FUNNY VALENTINE」と言ったジャズのスタンダードから、自身が影響を受けた洋楽や歌謡曲、オリジナルのヒット曲「雪 深深」をジャズ・アレンジで収録、サプライズと感動が詰まった作品となった。

25年という長きにわたって培ってきた歌唱力と感性を、ジャズという新世界で開花させた藤あや子の新世界、是非チェックを。

藤あや子25th ANNIVERSARY PROJECT JAZZ ALBUM『THE SHOW TIME』
2013年10月23日発売
MHCL-2356 ¥3.000(税込)
1.BILLY BOY (Instrumental)
2.MY HEART BELONGS TO DADDY
3.GEORGIA ON MY MIND
4.SUNNY
5.THE LONELY ONE
6.DOMINO
7.AIN’T NO SUNSHINE
8.YUKI SHIN SHIN
9.SENTIMENTAL JOURNEY
10.MY FUNNY VALENTINE
11.YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC
12.ROME NO AME
13.SHINY STOCKING

◆『THE SHOW TIME』オフィシャルサイト
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