アース・ウィンド・アンド・ファイアー、新作『フォーエヴァー』の前にアルバム1枚をボツに

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アース・ウィンド・アンド・ファイアーは、9月に発売となった8年振りの新作アルバム『フォーエヴァー』のレコーディング前に、アルバム1枚まるごとお蔵入りさせていたそうだ。

◆アース・ウィンド・アンド・ファイアー画像

彼らは2年前にアルバム1枚を書き上げたものの、自分たちのスタイルに合わないと感じたためリリースしなかったのだという。リードボーカルのフィリップ・ベイリーは、BANGショービズに「1年くらい前に完成まであと少しっていう最後のほうの何曲かまでたどり着いたんだけど、その中に「ガイディング・ライツ」って名前の曲があって、それがアース・ウィンド・アンド・ファイアーの典型的な音楽みたいに感じたんだ。それがきっかけで僕たちがやっていたことを見直し始めたのさ。それで他の曲を全部ボツにして、1からやり直したってわけさ。つまりは準備していた最初のアルバムをまるっきり破棄したんだよ。音楽的に良くなかったっていうわけじゃなかったんだけど、イーグルスのアルバムを聞きたいのに、聞いてみたらジャーニーのサウンドがするみたいなもんさ。自分たちの昔のサウンドと比較すると、「ガイディング・ライツ」みたいな魅力がなかったのさ」とその経緯を説明した。

フィリップによれば、そのお蔵入りにした未発表曲のサウンドは“明らかに違った”そうで、将来的にリリースすることがあるかどうか分からないと続けた。

「そのアルバムを今後リリースすることがあるかなんて誰にも分からないさ。もしかしたら将来、レコード会社が復活させて発売するかもしれないしね。どっかの金庫に入っているよ」

アース・ウィンド・アンド・ファイアーはその音楽の多様性により長年に渡って成功を収めてきているが、それについてフィリップは「僕らはいろんなジャンルに根ざした音楽を幅広くやってきたけど、でも基本的には商業的なんだ。僕らのメッセージは前向きだし、人々に気分良くなってもらって、ライブに来たらまた足を運びたいと思ってもらえることを目指しているのさ。僕らは自分たちの方向性がまだまだ気に入ってるから、それがバンドの息の長さの秘訣かもね」と語っている。
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