「セットとか舞台装置と言われたりしますが、“衣装”です。」 小林幸子、大みそかはニコ動で年越しライブ。衣装建設のための地鎮祭を実施

ニコニコが、2013年の年末12月31日に『ニコニコ年越し！小林幸子カウントダウンLIVE ～オープニングアクト：ダイオウグソクムシ～』を六本木・ニコファーレで開催することを発表し、10月31日、小林幸子の年越しイベント用衣装建設に向けての地鎮祭が執り行われた。

◆小林幸子 衣装建設のための地鎮祭 画像

ニコニコ動画（およびニコニコ生放送）の2013年の年越しは、ニコニコ動画で絶大な人気を誇る2大スターの共演が実現。芸能活動50周年を迎えた“ラスボス”こと小林幸子出演による年越しライブと、そのオープニングアクトとして、“絶食アイドル”ダイオウグソクムシたんの生中継（協力：鳥羽水族館）となる。

そして小林幸子の年末といえば、話題になるのが衣装。今回の衣装は、タイトルが「幸子城」。ラスボスにふさわしく、ニコファーレの地に六本木ヒルズや東京タワーよりも高い豪華絢爛な城がバーチャルで建設され、その天守閣にラスボス・小林幸子が鎮座することになる。なお、完成予定日は2013年12月31日。

地鎮祭には、夏野剛 取締役をはじめとするドワンゴ関係者と、2013年より小林幸子のプロデュースを行なっている佐藤 剛など小林サイドの関係者らが出席。「レッツゴー！陰陽師」でも始まるのかと誰もが思ったであろう、リアル神主によって式は執り行なわれ、厳粛な空気の中、降臨した当地の氏神と“ラスボス”が対峙するという、なかなか観ることができない場面もニコニコ生放送で同時生中継された。

地鎮祭を終えて、「四方祓いの時に撮影していた神主さんの写真は、どこで使われるのでしょう？」という素朴な疑問を口にして笑いを起こす小林幸子。一方、ドワンゴの夏野は、2013年がニコニコにとって“にこにこ”する1年だったと述べるとともに、「5年前は赤字垂れ流しの酷い会社だったんですけどね。今も酷い会社ですけど、ちゃんとビジネスとして回るようになってきました。そして幸子さんに出ていただけるような会社になりました。ちなみに私どもの会社、歌舞伎座の上にございます。長年の夢だったオフィス移転もはたして、今、給料上がらないのに社員の意志は高まっております。」と、こちらも会場を笑わせて、夫婦漫才のような掛け合いを見せた。

「建設するというアイディアに「面白いですね」と言いましたが、お城だとは思いませんでしたね。さすがニコニコですね。過去最大級です。セットとか舞台装置と言われたりしますが、“衣装”です。」── 小林幸子

しかしながら12月31日の小林幸子といえば、気になるのが、もうひとつの『歌合戦』番組。報道陣からこれについて質問されると、「我々、向こうから駆けつけていただける場所でやってるんですけど、どうなるんでしょうね？ できればそうしていただければと思います。1日2回、この衣装をやる可能性も、わからない。」「去年の紅白、ここ（ニコファーレ）の雰囲気に似てましたよね。コメントが出たり。影響されているんじゃない？」「（23:45まで別番組に出ていても）六本木なので間に合います。運営はそこまで考えております。」と、小林幸子に代わって、夏野剛がノリノリでひとり勝手に答えていた。

なお、小林幸子にとって年越しライブは初めて。ライブでは、ニコニコ動画初投稿にしてまもなく140万再生を突破する「ぼくとわたしとニコニコ動画」なども歌われる予定とのこと。また小林幸子は11月1日、ソノダバンドとともに＜50th Anniversary 小林幸子＆ソノダバンド LIVE ～岩谷時子を歌う＞を横浜・赤レンガ倉庫で実施。この模様はニコニコ生放送で生中継される。


text and photo by ytsuji a.k.a.編集部（つ）

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