アヴェンジド・セヴンフォールド「アルバム出す度に文句言われる」

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どんなサウンドになろうとも、全ての人を満足させられるわけではない。アヴェンジド・セヴンフォールドは、新作をリリースする度にファンから文句が出るという。

フロントマンのM.シャドウズは『Front』誌のインタビューでこう話した。「どのアルバムにも、いちゃもんがつく。(前作と)同じだろうが変わろうが、文句言われる。『Waking The Fallen』の後『City Of Evil』を出したとき、いちゃもんの嵐だった。俺らは、すごくいい出来だって思ったけど、“くそつまらない!”とか、売れ線に転向したとか言われたよ。確か、あのアルバムは11曲のうち8曲が8分以上あるものだった。だから、売れ線とはほど遠いんだけどな。なにやったって、勝てやしない」

この夏リリースされたアヴェンジド・セヴンフォールドの新作『Hail To The King』は、アメリカ、英国をはじめ世界各地でNo.1を獲得。M.シャドウズはよく、「アイアン・メイデンやメタリカがいつまでもDownload(UKのメタル・フェスティヴァル)のヘッドラインをやり続けられるわけじゃない。次は君らだね?」と質問されるという。彼の答えは「ノーと言うのは女々しいな。だって、やりたいんだから。でも、イエスっていうのも傲慢だ。正直なところ、ファン次第だよ。彼らが、俺らがその後継者になるのを見たいかどうかだ」そうだ。

アヴェンジド・セヴンフォールドは現在、ヨーロッパ中。11月の終わりからUKアリーナ・ツアーをスタートする。

Ako Suzuki, London
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