【ライブレポート】Loostripper、高い演奏力とピースフルな豊かな表情

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新曲「Morning Light」のリリースを記念した、Loostripperのイベントライブが渋谷PLUGで開催された。

この新曲「Morning Light」は、メンバーが初出演も果たしている北乃きい主演映画『ヨコハマ物語』の挿入歌だ。映画の中で萩原は北乃きい演じる松浦七海の元恋人という役柄を務めている。

会場では、満員の熱気に少し上気した三人が登場、長身のVo&G萩原は劇場の役柄そのままのギターが似合う八頭身のイケメン・フロントマンだ。生演奏の熱さとダイナミックさを存分に活かした構成は、さわやかで少し懐かしいテイストの「Morning Light」から、真逆のハード&ヘヴィな「Fake」までのバリエーションで展開。ラウド系の曲でも押し付けがましいハードラウドさはなく、ウネリとキレのあるハードエッジーさが心地よい。

映画では剽軽な味を発揮したDr今村とB山本は演奏テクニックを存分に発揮しながらも、自然に発する豊かな表情で見ているこちらまで楽しくノリノリにさせてくれる。MCのかけあいでは微笑みながら突っ込む萩原へ強面ながらニコニコと返す山本、そこへ合いの手を入れる今村のタイミングは絶妙。三人三様にキャラ立ちするバンドだ。

ファンキー、グルーヴィーな曲からバラードまで、怒涛のリフからグッと迫る日本語詞まで、Loostripperの持つ魅力と可能性を十分に見て聴くことのできた1時間が流れていった。映画『ヨコハマ物語』の挿入歌「Morning Light」はこの日からオフィシャルサイトにてフリーダウンロードが開始された。目下制作中だというニューアルバムへも大きな期待を感じさせてくれる好作品となっている。



◆Loostripperオフィシャルサイト
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