Native Instruments、加算合成シンセ「RAZOR」が1.5にバージョンアップ&期間限定セール

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Native Instruments(NI)は、ソフトウェアシンセサイザー「RAZOR」のメジャーアップデートを発表した。

緊張感のあるベース、激しいリード、変化に富むSF的サウンドスケープの作成に威力を発揮する加算合成シンセサイザー「RAZOR」。今回の1.5アップデートには、存在感のあるサウンドとエフェクトが含まれる。また、最新のマクロコントロール・システムで「MASCHINE 2.0」とのスムーズな連携が可能になったのもポイントだ。

既存の「RAZOR」ユーザーには、このアップデートを無償で提供。新規に購入の場合は2013年12月9日まで、NIオンラインショップにて「RAZOR 1.5」を半額の4,900円で購入可能となっている。

「RAZOR 1.5」では12種類のモジュールを搭載、サウンド制作の幅がぐんと広がっている。8種類のディソナンス・モジュールは、周波数変調から金属的な周波数ストレッチングやピッチ加工まで多様な領域をカバー。新しいマルチモード・フィルターでは一風変わった不規則フィルタリングの形成や大胆なサウンドデザインが可能に。そして、ステレオエフェクトが2つ、ダイナミクス・エフェクトが1つ、ディストーション・モジュールが1つあり、サウンド形成のバリエーションが大きく広がっている。開発に際しては、「RAZOR」の制作の原動力である、ベルリンの異色プロデューサーErrorsmithが再び彼の持ち味を発揮して、そのサウンドの躍動感と精度をさらに向上させたという。

最新の「MASCHINE 2.0」ソフトウェアとの連携についてだが、まず、新型のパフォーマンス・ビューでは重要なプリセットパラメータがコンパクトなウィンドウに効率的に表示され、主要パラメータはMASCHINEの8つのコントロールノブに直接マッピング。複数のパラメータを簡単にマクロコントロール・ノブに直接アサインできるので、ワークフローがさらにスムーズになる。そして、100以上の追加プリセットでこうしたマクロの利点をフルに生かすことが可能だ。

なお、「RAZOR 1.5」を使用するには、無償ダウンロード提供される「REAKTOR 5 PLAYER」(無償「KOMPLETE PLAYERS」に含まれる)または最新版の「REAKTOR 5」が必要となっている。

◆RAZOR 1.5
価格:9,800円(2013年12月9日までの期間限定価格 4,900円)


◆RAZOR 製品詳細ページ
◆Native Instruments
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