【イベントレポート】<荻野可鈴のおしゃべりはいすくーる。>に、ニコ動の踊り手、不良娘、メイドがやってきた

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当初の目的が何だったのかが思い出せない……。もはや荻野可鈴(夢みるアドレセンス)と、大場はるか(あなたの心に住んでいる自宅警備員)が、ゲストと客席を強引に巻き込むカオティック・エンターテインメント。そう表現しても過言ではない<荻野可鈴のおしゃべりはいすくーる。>の第9回が、12月6日、秋葉原moe farreにて開催された。

◆<荻野可鈴のおしゃべりはいすくーる。vol.9> 画像

「もはや台風ですよ。」と、大場はるかが思わず口にした今回のゲストは、ニコ動で活動している踊り手・なみ(仮)に、ハロー!プロジェクトが大好きなメイドカフェ「ぴなふぉあ」のメイド・野辺穂乃芽、そして、ほかの出演者たちから「怖い。」という声が出た、ちょっと絡まれたくない不良系女子、紫葵里。夜露死苦と書いて“よろしく”と読むように、本気と書いて“マジ”と読むように、紫葵里と書いて“しおり”と読む彼女。「もう、目を合わせられないもん。」と、荻野可鈴も怯えている。紫葵里が17歳だと聞いたMCアラケンは「17歳で金髪かぁ~」と唖然。大場はるかが「親が、アレなのかな?」という発言をしてしまい、会場からは失笑が漏れていた。

ぴなふぉあメイド・野辺が“ぱっちり奥二重”という名フレーズを残し、新体操経験者・紫葵里がポーズを取ると、想定外に“セクシー”ヤンキーになってしまった自己紹介コーナーを挟んで、5人が仲良くなるためのレクリエーションのコーナーへ。

まずはジェスチャーゲーム。「スノボー」「スノボーをする相撲取り」「餅つき」といったお題にドタバタしながら次々答えていく5人。紫葵里の順番で、ちょうどお題が「ヤンキー」になるといったミラクルも起こるなど、チームワークよくお題をクリアしていく。その姿は、たとえ育ってきた環境が違っても、みんなで一致団結すれば、困難にも立ち向かえる。そんなメッセージを僕たちに与えてくれているようですらある。モデルと踊り手とメイドと不良と人力舎臭のする娘がステージ上で一堂に会しているのだから、なおさらである。

が、そんな5人の絆は、この後、破たん寸前の事態まで行ってしまうのである。

次のゲームは5ワードクエスチョン。「ネプリーグみたいなものですか? おしゃリーグ? おしゃリーグ?」と荻野。その発言で会場の誰もが想像したように、出された問題の回答5文字をひとり1文字ずつ当てる、というゲームだ。なお、問題は常識問題で、テレビやニュースを観ていればわかるものが用意された。

第一問は「今年の流行語大賞の4つ。『お・も・て・な・し』『じぇじぇじぇ』『倍返し』、あとひとつは? ひらがなで答えなさい。」というもの。「これは、わからなかったら、ヤバい」と大場はるか。「これはイケる」「わかんなかったら日本人じゃない。」と、荻野可鈴も自信満々。一方で、声を発しないゲスト3人。そんな悲喜こもごもに客席からは笑いが起こりつつ、5人は「答えをいつ書くの?」と言わんばかりに、それぞれ手元のスケッチブックに1文字書き込んでいく。

そして、一斉に出されたワードは、『お』『ま』『で』『し』『ょ』。まさかの『おまでしょ』。間違えたなみ(仮)は「そういうことかー!」「私、知ってます!」と絶叫。会場は爆笑だ(正解は『いまでしょ』)。ちなみに、なみ(仮)曰く「わかんないんで、『お』にしときました。」とのこと。とにもかくにも、これには鶴光師匠もビックリでおま。

続く第二問は、「荻野可鈴が所属するアイドルグループ・夢みるアドレセンスの曲の中で、アラケンが好きな曲は、『泣き虫xxxxx』?」。<荻野可鈴のおしゃべりはいすくーる。>というイベントに、今、まさに出演しているとあって、「これを間違えると失礼でしょ。」と、荻野以外の4人にプレッシャーがのしかかってくる。「ヒントください!」となみ(仮)。いろんな意味で、客席の期待感は高まっていく。

タイムアップの時間となり、いよいよ答え発表。今回は、ステージ一番上手側で、5文字の最後の文字を担当する大場はるかから書いた文字を公開していくことに。大場は『ー(即座に荻野可鈴に「→」と修正されたが)』、荻野は『パ』、ゲストの紫葵里は『イ』、野辺『ナ』と、ここまで『○ナイパー(→)』と、正解。客席からも「おー!」という驚きと喜びの混ざった声が上がる。

そして、頭の文字を担当しているなみ(仮)の番。彼女が書いた文字は、まさかの『カ』。最終的に出そろった「泣き虫『カナイパ→』」に、夢アドファンも多い客席では失笑が広がっていく。「『ス』ですか? 『ス』?」と訊ねるなみ(仮)。アラケンは、夢アドの中でも好きな曲だっただけに「どう考えても『ス』だろ!」と、激昂。荻野可鈴も「もう<おしゃはい。>来るなー!」と叫ばずにはいられない。

そんなドタバタコメディーは、まだまだ続く。

「今年、野球で優勝したあのチーム知ってるね?」というアラケン。最後の問題は「東北楽天ゴールデンxxxxx」の5文字。今まで順調だった荻野可鈴が「……え?」と固まり、ほかのメンバーも明らかに頭の上にクエスチョンマークが浮かんでいる。「楽天って楽天じゃないの?」「全然わかんない!」「わかった!(答えが)降りてきた!」という発言がステージを飛び交いながらも、なんとか5人は文字を書き終える。

答えを一斉に答えを出すと、『レ』『ー』『バ』『バ』『ズ』。「東北楽天ゴールデン『レーババズ』」に、手を叩いて爆笑する観客。ちなみになみ(仮)と荻野可鈴は『(ゴールデン)レトリバー』だと思い、紫葵里は『(ゴールデン)ボンバー』と字足らず。大場はるかは『ライオンズ』と、最年少の16歳・野辺穂乃芽ただひとりが正解の『イーグルス』を思い浮かべたが、それ以外は全員不正解という結果になってしまった。

2つのゲームを終えて、もちろんMVPを獲得したのは「泣き虫カナイパー」のなみ(仮)。彼女には、毎度おなじみ「スタッフがベタベタ触った、たい焼き」が贈られた。

イベントはその後、客席からの質問やムチャぶりに答える「宿題のコーナー」に。夢みるアドレセンスのリリースイベントで小林玲が胸から転けた話や、大場が山田朱莉に「頭皮ぺろぺろ」された話などが飛び出し、さらに「意中の人(荻野曰く「ほかの中学の人?」)に告白するのを見せてほしい」「有吉さんみたいに見た目でアダ名を付けてほしい」というリクエストにも答えていく5人。いつも通りの爆笑に爆笑を呼ぶイベントとなった。

なお、今回出演した5人のメンバーは、12月15日にBirth Shinjukuにて開催される、<荻野可鈴のおしゃべりはいすくーる~冬ギフト2013!一気にドドン(゚∀゚)と3人転校生がやってキタ━(゚∀゚)━!~>と題したスペシャルイベントにも出演。スタッフが勢い余って広い会場を押さえてしまったということで、新宿に足を運ぶついでに、イベントがどれほどにカオスなのか、フラッと様子見で立ち寄ってみてほしい。

「12月15日ですね。いつもと違った<おしゃはい。>があるんですけど、今さっきここにいた5人で、いろんなことをしでかしますので。それに向けて今、練習してるんだよね。」── 荻野可鈴

「そう。その時に、夕ご飯を差し入れしてもらって、「豚カツをあんま食うなよ」って言われていたのが、メイド(野辺穂乃芽)です。」── 大場はるか

【イベント情報】
<荻野可鈴のおしゃべりはいすくーる~冬ギフト2013!一気にドドン(゚∀゚)と3人転校生がやってキタ━(゚∀゚)━!~>
・日時:2013年12月15日(日)(1)15:10開場/15:30開演 (2)17:30開場/17:50開演
・場所:Birth Shinjuku
・住所:東京都新宿区歌舞伎町2-24-3 興和ビルB2F
・アクセス:新宿駅東口から徒歩8分程度
・チケット代:3000円(税込) ※1ドリンク代込み ※全席スタンディング
・レギュラー出演者:荻野可鈴、大場はるか
・ゲスト出演者:なみ(仮)、野辺穂乃芽、紫葵里
★なみ(仮)・・・ニコニコ生放送 の配信者 で、ニコニコ動画 「踊ってみた 」カテゴリ で活動する踊り手 。
★野辺穂乃芽・・・秋葉原の老舗メイドカフェ「ぴなふぉあ」にて「つぶら」として勤務中。
★紫葵里・・・新人。不良娘。

・応募方法:
応募メールアドレス(oginokarin.post@gmail.com)に下記の必須事項をご記入の上お申込みください。
1. 参加者の氏名(フリガナも)
2. 電話番号
3. 年齢
4. 学年または職業
5.公演番号「(1)」もしくは「(2)」。どちらもご希望の方は「(1)(2)」とご記入ください。
6.女性エリアご希望の方は「女性エリア希望」とご記入ください。 ※女性の方のみ
・応募期間:2013年12月12日(木)20時59分まで
・当選発表:2013年12月13日(金)13時59分まで
申込み多数の際は、抽選で決定致します。
ご当選の方のみ、応募時にいただいたメールアドレスに当選通知を送らせていただきます。

以下の諸注意を守ってイベントにご参加下さい。
※会場内のスケッチブック、サインボード、大きな発光体等の使用は、固くお断り致します。その他、演出の妨げであると判断した行為・グッズの使用は、スタッフよりお声掛けさせて頂きます。
※イベント当日の入場時に、携帯電話等で当選通知メールの確認をさせていただきます。
※他のお客様への迷惑行為(暴力行為・恫喝するなど)をスタッフが発見した場合、会場内よりご退場頂きます。その際のご返金はできかねますので、予めご了承下さい。
※イベント当日、手荷物をお預かりする場所などはございません。管理はご自身でお願いします。
※会場内にロッカーやクロークはございません。手荷物の管理は自己責任にてお願い致します。
※都合によりイベントの内容変更や中止となる場合がございます。予めご了承下さい。
※本イベントは、録音、録画、撮影等は禁止させて頂いております。
※プレゼント・手紙等をアーティストに直接手渡しする事は禁止とさせていただきます。プレゼント・手紙等はスタッフへお渡し下さい。
※イベント当日は係員の指示に必ず従って下さい。係員の指示に従って頂けない場合にはイベントへの参加をお断りする場合がございます。
※会場へのイベントの内容に関するお問い合わせはご遠慮下さい。
※いかなる場合も、お客様自身の都合による、商品のキャンセル・返金は一切できません。ご了承頂けるお客様のみ、ご参加頂けます。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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◆荻野可鈴のおしゃべりはいすくーる。学級日誌(ブログ)
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