Studiologicからステージピアノシリーズの上位機種「Numa Stage」リリース&試奏会も実施

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ディリゲントは、イタリアの鍵盤ブランドStudiologic(スタジオロジック)のステージピアノ上位機種「Numa Stage」(ヌマ ステージ)を2014年2月より発売する。

◆「Numa Stage」~拡大画像~

「Numa Stage」は、Studiologicのステージピアノシリーズの上位機種となる88鍵モデル。上位機種にふさわしい1GBの大容量サンプリングで音源を搭載している。

コンサートグランドからステージグランドピアノを新たに録音。88鍵盤1音1音を5つのマイクを使用し、9レイヤーで収録することで、9つのダイナミックレベル(ピアノ・ピアニッシモからフォルテ・フォルティッシモ)を忠実に表現可能。また、内蔵サウンド・バンクにはパワフルなDSPプロセッサーによりサポートされた1GBのサンプル・メモリーが搭載されている。このサウンド生成技術はTrS(トゥルー・サウンド)テクノロジーに基づいており、ピュアな音質のレゾナンス付きステレオ・マルチ・サンプル・サウンド2極デジタル・フィルタを搭載している。同時発音数は128で、12のサウンドを搭載する(Concert Grand、Stage Piano、E.Piano 1、E.Piano 2、E.Piano 3、Clavi、Pad 1、Pad 2、Organ 1、Organ 2、Bass 1、Bass 2)。

鍵盤はFATAR製のGrand Touch TP/100LR鍵盤を採用。非常に繊細な感触を持ち、ピアノと同じハンマーの重さで鍵盤を戻す本格的なハンマーアクション機構を搭載しながら、軽量設計を実現。リアルなピアノタッチと優れたキャリング性を両立している。スタジオワークはもちろん、ライブ・パフォーマンスにも最適な仕様だ。


ユーザーインターフェイスでは、すべての機能にダイレクト・アクセス可能なのがポイント。コントロール・パネルは人間工学に基づいて設計、演奏中でもすべての機能にダイレクトにアクセスすることができる。内蔵されたサウンド・バンク・セクションではサウンドを選択し、レイヤー、スプリットが可能。エフェクト・セクションには4つの異なるモジュレーション・エフェクトと3種類のリバーブがあり、これらをサウンドに追加することができる。また、専用のミックス・ノブは、エフェクトの調整を容易にする。

MIDIセクションには、フル・マスター・キーボード機能を用意。5つのパラメータ・コントローラとMIDIボリューム・ノブが装備される。MIDI音源モジュールのためのMIDIコントローラとしても利用することができるというわけだ。

外形寸法は1300×310×130mm(W×D×H)、重量は13kg。楽譜スタンド(取り外し可能)、電源コード、FATAR VFP1/10 サスティン・ペダル、マニュアルが付属する。

また、12月19日には、銀座・十字屋ホールで本機を含むStudiologic製品の試奏会が開催される。「Numa Stage」が初公開、どこよりも早く試せるほか、Studiologic国内取扱全機種、「Xkey」などディリゲントの取り扱い製品各種も展示。来場者特典として製品のアウトレット販売も予定されている。詳しくは下記リンクから。

◆Numa Stage
価格:オープン(市場想定価格 150,000円前後 税抜)
発売日:2014年2月予定


◆Numa Stage 製品詳細ページ
◆Studiologic試奏会
◆ディリゲント
◆BARKS 楽器チャンネル
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