【インタビュー】TarO&JirO、世界的激アツ兄弟がデビュー作『Brothers Fight』で魅せる攻撃的ロック

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12月11日にミニアルバム『Brothers Fight』でメジャーデビューを果たしたTarO&JirO(タローアンドジロー)。音を聴いてるだけで、スクリーモにモッシュ。オーディエンスが歌って暴れ踊り狂うライブが目に浮かぶ。エレキのように歪ませたアコースティックギターを猛烈なパッションでかき鳴らすTarO(兄)と、変則チューニングを施したアコースティックギターをベースのようにスラップ奏法でグルーヴさせまくり、キックドラムでビートを刻むJirO(弟)。そして兄弟ならではの息の合ったヴォーカル&ハーモニー。これが今、世界で“激アツ”なアコースティック・ロックユニットだ。

◆ドラマーがいないなんてロックじゃないよ”とか、固定概念にとらわれている人は
そう言うんですけど、そういうとこを逆手に取っていくのが大好きなんです。(TarO)


――アコースティックでここまでのロック感、まずそこに衝撃を受けました。

JirO:アコースティックギター2本とキックドラムだけというスタイルでメジャーデビューできたことは現在のロックシーンにおいて革命的なことでもあると思うので。

TarO:これからさらにヒートアップして、僕らの音楽を世界に届けていきたいですね。

――あっそうだ! 音の前にまずこの名前に衝撃を受けたんだ。“タロー”、“ジロー”って聞くと、まず『南極物語』を思い出すんですけど(笑)。

TarO:僕らの名前の由来は、2人で一番最初にイギリス留学してたとき、現地のパブでライブをやるときに呼びやすい名前を……ってことで本名を短くして付けたものだから、そんなことまったく意識してなかったんです。でも、いまWikipedia調べたら犬の方しか出てこないんだよね?

JirO:だから、まずは打倒『南極物語』から始めたいと思います(一同笑)。

――まず、名前だけ聞くと、どんな音楽をやっているかまったく想像できないじゃないですか?

TarO :たまに路上ライブやってるときもいるんですよ。「TarO&JirO、やってる音楽はカッコいいけど名前がね」って言う人。これがポイントです!! そう言われることがいいんです。僕らがやってる音楽にしても、“アコギのギターデュオ?ドラマーがいないなんてロックじゃないよ”とか、固定概念にとらわれている人はそう言うんですけど、そういうとこを逆手に取っていくのが大好きなんです。

――それから、ファンの方々の呼び名もすごいんですよね。“花子と三郎”……って(苦笑)。

TarO:なんかダメ出しばっかりされている感じがするな~(笑)。

JirO:これは“俺らがTarO&JirOだから、女の子は花子。男は、TarO、JirOときたら三郎だろう”と思って付けたんです。

TarO:外国でやるときも女の子は花子、男の子は三郎と呼んでいます。

――ライブでは客席から見て上手に立っていて、ハードに動き回ってるのが兄のTarOさん。下手で足下のキックを踏みながらギターを弾いているのが弟のJirOさん。で、合ってますか?

2人:そうです。

――アコースティックギターの演奏スタイルで2人を見分けるとしたら?

TarO:簡単に言うと、僕がエレキでいうリードギター担当。そして、弟のJirOがベース的なプレイとキックドラムを担当してます。

――ヴォーカルは?

TarO:どっちがリードをとるかは曲によってですね。片方がリードをとって片方がハモる感じです。

◆TarOは僕の兄貴なんですけど、弟っぽいやんちゃな部分があって、
向こう見ず。有言実行なタイプ。ギタープレーヤーとしてはクレイジー!(JirO)


――まずはこの兄弟がどんな人物なのか、せっかくだから自己紹介ならぬ他己紹介をしていただこうかと。

JirO :じゃあ僕から。TarOは僕の兄貴なんですけど、弟っぽいやんちゃな部分があって、向こう見ず。有言実行なタイプ。ギタープレーヤーとしてはクレイジー! フィーリングで弾くタイプですね。俺がベースを押さえるから“フィーリングでいきまくれ”と。そこはTarOのセンスに任せてます。TarOはひらめき、その場所の感情や感覚でバーッと弾けるタイプだけど、俺は練習して細かい部分まで決め込まないと弾けないタイプなんで、俺が持ってない部分を補ってくれてる。性格は野性的なんだけど、心はけっこうガラスのハートで落ち込みやすい。そのギャップが女の子にはたまらないと思います(笑)。

TarO:JirOは僕が知ってる限りでは世界一のベースプレーヤー。アコーステック・ギターで弾くんですけど、オリジナリティが半端ないです。JirOが生み出す(ベース)フレーズはとにかく新しくてカッコいい。あと、音感もすごくて、パッと音を聴いただけですぐ耳コピできちゃうんです。性格的には、JirOは冷静であり、芯が強いです。僕が砕けやすいぶん、JirOはポジティブだからJirOに話を聞いてもらって元気になるというパターンですね。女の子はこのキリっとした目、キリっとした心に切り裂かれて下さい(笑)。

――そもそもTarO&JirOの始まりは“ゆず”への憧れからなんですよね?

2人:そうです。

TarO:よく聴いてもらうとギターを大事にしつつもメロディーを生かしているところとか、歌のハモりとか、影響が受けているのが出ていると思うんですよ。今回のアルバム『Brothers Fight』は“タロジロック”を押し出してやっているんですけど、他にはもっと歌を押し出したものがあって。そもそも僕らは日本人として生まれて、ウチの父母が聴いていた小田和正さんや中島みゆきさん、さだまさしさんの奇麗なメロディを聴いて育ったんです。根底にはJ-POPのメロがあって、その後にロックに目覚めたからこそ、このタロジロックが完成したんじゃないかなと自負しています。

JirO:で、ロックだけれども歌のハモリに重点を置いてるのは、ゆずの影響だと思います。

◆インタビュー(2)へ
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