VOXからラジカセ感覚で使える小型軽量&ステレオ仕様ポータブル・アンプ「SOUNDBOX mini」

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コルグ・KID(KORG Import Division)は、1月24日、アメリカ・アナハイムで開催されたWinter NAMM Show 2014において、VOXのステレオ仕様のマルチパーパス・アンプ「VOX SOUNDBOX mini」を発表した。

「VOX SOUNDBOX mini」は、ラジカセ感覚で使える小型・軽量、ステレオ仕様のマルチパーパス・アンプ。ギター・アンプで培ったVOX独自のサウンド技術をコンパクトなボディに凝縮した製品だ。往年のVOXの製品に使われたユニークなVOXのロゴにヘビーデューティなアルミボディ、ハンドルの付いた丸みを帯びたポップなデザインで登場。ボディカラーはベーシックなブラックに加え、レトロなアイボリー、キュートなオレンジ、個性的なグリーンの4種類をラインナップする。

電源は付属のACアダプターのほか、単3乾電池6本でも動作。余裕の7時間駆動でアウトドアでの使用もバッチリ。KORG開発のバーチャル・サラウンド技術“Acoustage”により、わずか数センチしか離れていないステレオ・スピーカーからとは思えない、驚くほどワイドな空間を実現。接続したギター、キーボード、携帯オーディオプレーヤーなどすべての音源で、従来にない立体音響体験を演出する。

アンプ入力部は、さまざまな入力ソースに最適な11種類のアンプ・タイプを選択可能。エレクトリック・ギターのクリーンサウンド用やハードなロックに適したアンプ、ベースやアコースティック・ギターのモデリング・アンプのほか、キーボード入力やオーディオ機器に適したフラットな周波数特性のアンプまで豊富に用意する。

エフェクトは、コンプレッサー/コーラス/フランジャー/トレモロのハイクオリティな定番4種に加えて、残響効果を得るディレイ/リバーブ・エフェクトを4種内蔵。TAPスイッチによりディレイタイムもカンタンに設定可能だ。


▲カラーバリエーションのアイボリー、オレンジ、グリーンは4月下旬発売予定。

ギターをはじめとする楽器入力(フォーン×2)に加え、AUX IN端子(ステレオミニ)、MIC端子も装備、それらは同時に使用可能。AUX INにつないだ携帯オーディオ・プレーヤーで音楽を流しながら、ギターまたはキーボードなどの楽器とマイクをつないで、弾き語りが1台で楽しめる。MIC端子の入力にはディレイ/リバーブ・エフェクトもかけられるので気分よく歌えるのも魅力。さらにAUX IN端子に入力した音楽ソースのボーカルやソロギターの音量を小さくすることができるセンター・キャンセルも用意。ボーカルやギターの練習に活躍してくれる。

このほか、チューナー(E音専用)や、マイクスタンドなどにマウントするためのマウント・ホールも備える。スピーカーは4インチ2.5W 8Ω×2。外形寸法は281(W) x 115(D) x 181(H) mm、重量は2.4kg(電池含まず)。


◆VOX SOUNDBOX mini
価格:26,000円 (税別)
発売日:2014年3月下旬予定(GR/OR/IVのカラーバリエーションは4月下旬予定)


◆VOX SOUNDBOX mini 製品詳細ページ
◆VOX
◆コルグ
◆BARKS 楽器チャンネル
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