モトリー・クルー、「俺らはいつも限界に挑む」

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ハリウッドで記者会見を開き、“ファイナル・ツアー”の日程を発表したモトリー・クルーは、7月から始まり北米で72公演を行った後、2015年に世界を周る。

◆モトリー・クルー画像

ド派手なセットで知られる彼らだけに、最後のツアーには相当力を入れるものと予測される。ニッキー・シックスはこう話している。

「新しいショウの構想を練るとき、俺らはいつも限界に挑む。それがモトリー・クルーのレガシーの一部だ。俺らが何をしようとしているか暴露するのは、開ける前にクリスマス・プレゼントの中身を知ってしまうのと同じだ。いまの時代、情報が溢れ過ぎている。俺らはファイナル・ツアーが始まるまで、サプライズを隠しておきたい」

トミー・リーは「どんなこともいつかは終わりを迎える。俺らはいつも“ドカンと行こう、田舎のフェアやクラブで1人か2人しかオリジナル・メンバーがいないようなショウはやらない”ってビジョンを持っていた。ここでの俺らの役目は終わりだ」と、ヴィンス・ニールは「こいつらとプレイしなくなるのは寂しい。でも、俺はロックンロールをプレイし続ける。モトリーの後にもたくさんのチャンスやエキサイティングなプロジェクトがあると思っている」と話した。

“どんな悪事もいつかは終わりを迎える”モトリー・クルー・ファイナル・ツアーは、7月2日に米ミシガンでスタート。アリス・クーパーがスペシャル・ゲストとして参加する。

Ako Suzuki, London

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