cali≠gari、<東京カリ≠ガリランド>閉幕。約3年ぶり全国ツアーも発表

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2月1、2日、千葉・東京ディズニーリゾート内 舞浜アンフィシアターで、cali≠gari結成20周年を記念したライブ<東京カリ≠ガリランド>が開催。舞浜アンフィシアターは、もともとシルク・ドゥ・ソレイユの常設劇場だったため、ステージの形も仕掛けもその名残がある。そんなステージをフルに生かした演出で、ファンタジックかつダイナミックなcali≠gariワールドが展開された。

◆<東京カリ≠ガリランド>2月2日公演 画像

2月2日の公演の模様を記したオフィシャルレポートをお届けしよう。

  ◆  ◆  ◆

2日のオープニングは、シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマーによるエアリアルが「空想カニバル」をより幻想的に演出。以降「淫美まるでカオスな」から「ミッドナイト!ミッドナイト!ミッドナイト!」まで続くアッパーチューンで一気に会場のボルテージが上がる。

中盤は「続、冷たい雨」などバラード3曲をじっくりと聴かせ、その余韻を残しながら「その斜陽、あるいはエロチカ」へ。ステージ中央にはポールダンサー。官能的なパフォーマンスで歌の世界観を盛り上げる。「オーバーナイトハイキング」では会場いっぱいに懐中電灯の灯りが揺れ、メンバーも感動するほどの美しい景色が広がった。

そして久しぶりに演奏された「発狂チャンネル」、メジャーデビュー曲「マグロ」、1日目のオープニングを飾った「187」で本編が終了。

アンコールでは新曲の「トゥナイトゥナイ ヤヤヤ」を披露。エレクトリカルな「電気睡蓮」が始まると、その美しさに、パレードが終わってしまうような寂しさを重ね合わせてしまった。

そしてWアンコール。ディズニーのお膝元と言えるこの場所で、「クロバカゴミゲロ」と大合唱した後、桜井青(G)が「2日間ありがとうございました。この曲をもって終了させていただきたいと思います」と深々と頭を下げた。その後方からドラァグクイーンを乗せたステージがせり上がり、「エロトピア」。2日間の大掛かりなショーを締めくくるにふさわしい、とても華やかで淫靡なcali≠gariの王道。感極まった瞬間である。

最後に、約3年ぶりの全国ツアーが発表された。タイトルは<cali≠gari 20th caliversary “2013-2014”全国ツアー「科学と学習」>。4月18日赤阪BLITZを皮切りに全9公演となる。

さらに当ツアーの会場で、2013年6月22日に日比谷野外大音楽堂で行なわれた<死せる青春>のライブDVDも発売が決定。印刷業界に取扱いを拒絶された高級和紙をふんだんに使用した、和紙職人の完全手作業による超豪華パッケージとなる。オフィシャルによると、「かつてないサイズに、震えて待て!」とのこと。さらに「春の日完全盤(仮)」も発売が決定している。

■「東京カリ≠ガリランド」セットリスト
2014年2月1日
1. -187-
2. ―踏―
3. 散影
4. 淫美まるでカオスな
5. トイトイトイ
6. 娑婆乱打
7. マッキーナ
8. 僕は子宮
9. やせゆく社会
10. ゼリー
11. 東京ロゼヲモンド倶楽部
12. 白い黒
13. まほらば憂愁
14. すべてが狂ってる
15. マネキン
16. クソバカゴミゲロ
17. 37564。

EN1. トゥナイトゥナイ ヤヤヤ(新曲)
EN2. 虜ローラー
EN3. 電気睡蓮

2月2日
1. 空想カニバル
2. 淫美まるでカオスな
3. マッキーナ
4. シャ・ナ・ナ
5. 暗中浪漫
6. 月光ドライブ
7. ミッドナイト!ミッドナイト!ミッドナイト!
8. 続、冷たい雨
9. 冷たい雨
10. 冬の日
11. その斜陽、あるいはエロチカ
12. オーバーナイトハイキング
13. かじか
14. 発狂チャンネル
15. マグロ
16. -187-

EN1. トゥナイトゥナイ ヤヤヤ(新曲)
EN2. ブルーフィルム
EN3. 電気睡蓮

WEN.1 クソバカゴミゲロ
WEN.2 エロトピア


◆VARKS
◆cali≠gari オフィシャルサイト
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