映画『カノ嘘』公開で佐藤健が訪台。バラの花で現地女性記者を照れさせる

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2013年12月に公開され、累計動員人数144万人、興行収入17億円(2月10日時点)を超えるヒットとなった映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』。2組の劇中バンド(CRUDE PLAY、MUSH&Co.)がリアルにメジャーデビューをはたすなど、音楽面の注目度も高いこの作品が、2月14日より台湾でも公開となる。そこで、主演の佐藤健がキャンペーンのために2月7日、8日の2日間で台湾を訪れた。佐藤は映画『るろうに剣心』が2012年12月に台湾公開された際にも現地を訪れており、今回が2度目の訪台となる。

◆台湾での佐藤健 画像

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2月7日の午前便で台湾松山空港に到着した佐藤を、20社の報道陣のカメラと200人のファンが待ちうけた。佐藤は現地の報道陣に「こんなにたくさんの方が集まってくださって、本当にうれしいです。ありがとうございます。」と答えると空港出口に向かったが、佐藤を取材する多くのカメラと、なんとかしてサインをもらおうとする必死のファンが押し寄せて、空港ロビーはパニック状態に陥った。

14時から現地ホテルの会見場で行われた記者会見には現地のマスコミが50社、100人が集まり、映画に関するさまざまな質問が飛び交った。記者から、映画の公開がバレンタインデーということで、チョコレートをたくさんもらえるのでは、という質問が出ると、佐藤は「ファンからはいただけるけど、プライベートでは全然もらえなくなりました。学生時代は楽しみだったけど今年はドラマの現場で仕事しています。」と、答えた。さらに今後やってみたい役については、「ここのところ肉体を使う役が続いているので、頭(頭脳)を使う役をやってみたい。知能犯みたいな役で台湾の映画にぜひ出てみたい。」と海外進出にも意欲を見せた。

また、映画にちなんで、佐藤の質問に対する答えが本当なのか嘘なのかを「嘘発見器」を使って見破るというゲーム感覚のインタビューも行なわれた。嘘をつくと手に強い電流が走るという機械に、最初は「嘘をつくのは嫌いなんです」と余裕の佐藤だったが、かねてよりプライベートでも仲が良いことが知られている三浦翔平と本当に仲が良いか? という質問にYESと答えたにもかかわらず嘘を示す電流が走り、佐藤がビックリして飛び上がる一幕も。

会見の終わりには、この映画が2月14日のバレンタインデーに公開されるということで、日本とは違う台湾のバレンタインデーの風習にならって、佐藤から女性記者にバラの花を一輪ずつ手渡すという心憎い演出も。日本の映画スターから直接花を手渡され、思わず照れてしまう女性記者の姿も見受けられた。

その後、佐藤は現地雑誌媒体の合同取材、現地テレビ局の情報バラエティ番組のロケ取材などをこなした。『完全娯楽』という情報番組では、旧正月の最後・元宵節に食べる、お祝いにはかかせない、元宵団子作りに挑戦。なかなかの腕前を褒められる。『我愛偶像』という情報番組では、台湾発祥と言われる猫カフェでのインタビュー。佐藤が実家で猫2匹を飼っている大の猫好きと聞いてこの場所でのインタビューとなった。

翌日8日は台北市内にあるLegacyという会場で<佐藤健×カノジョは嘘を愛しすぎてる プレミアイベント>が行われた。このイベントは映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の上映後に佐藤健が登場し、集まった現地ファンとともに映画にまつわるトークやゲームなどで楽しむもの。このイベントの650枚のチケットはなんと発売開始からたった3分で即完売となり、佐藤の台湾での人気を改めて感じさせられた。

イベント冒頭で佐藤が中国語で挨拶すると、満員の観客から会場が割れんばかりの歓声が。映画の内容のトークのあと、「Yes or No. 佐藤健 嘘を愛し過ぎてる大実験」と題し、映画、佐藤のプライベートに関するクイズを行ったり、観客の携帯電話に佐藤が直接電話、当選者に壇上に登ってもらい、佐藤健のこころを動かす言葉を言ってもらうというコンテストなどが行われた。

なかなか近くで見ることのできない佐藤健との貴重な交流もあり、ファンならずとも大満足な1時間のプレミアムイベントとなった。

また、同時期に台北市内で行われていた、5日間で51万人を集める台湾で一番のコミックのお祭り<台北アニメ&コミック フェスティバル>でも「カノ嘘」の特設コーナーが設置され、多くの女性客でにぎわっていた。

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『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は現在、全国東宝系にて大ヒット公開中。



◆BARKS映画
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