佐久間正英が最後にプロデューサーOKを出した遺作「Last Days」が先行配信

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佐久間正英がプロデュースした作品の中から自身が選曲・監修したコンピ盤『SAKUMA DROPS』。本作に収録される新曲であり、同時に遺作となってしまった「Last Days」が、アルバムリリースに先駆けて2月19日より主要音楽配信サイトにて先行配信がスタートした。

◆『SAKUMA DROPS』画像

「Last Days」のレコーディングは、2013年12月13日に横浜のランドマークスタジオにて行なわれた。入院先の病院からスタジオに入った佐久間正英が、ギター、ベース、ピアノを。TAKUYA(元JUDY AND MARY)がボーカルとギター、屋敷豪太がドラム、生田絵梨花(乃木坂46)がピアノとコーラス、佐久間音哉がキーボードをそれぞれ担当。佐久間正英はレコーディングスタジオにおよそ8時間滞在、ほぼノンストップでレコーディングが進められた。

「最後にもう一度大好きなTAKUYAと一緒にこの作品を仕上げたい。」と願い、その想いをまっとうした佐久間正英。彼が他界したのは、1月15日の深夜。「Last Days」のマスタリング音源を自宅で確認し、OKを出したその夜だった。

『SAKUMA DROPS』はBOØWY「Dreamin'」、JUDY AND MARY「そばかす」、GLAY「HOWEVER」、エレファントカシマシ「今宵の月のように」など日本の音楽シーンを彩った名曲33曲に加え、佐久間正英の最新曲「Last Days」を特別収録した全34曲入り2枚組アルバム。3月5日に発売となる。

なお、『SAKUMA DROPS』の特設サイトもオープン。「Last Days」レコーディングに立ち会い、2013年末、佐久間正英に最後のインタビューを行なった音楽ライター・田家秀樹によるアルバムレビューを掲載。今後アルバム収録アーティストのコメントも掲載していく予定だ。

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・レコーディング参加アーティスト コメント

TAKUYA
僕のソロでのデビューシングル「コイビト」
JAM唯一のシングルチャートNo1「そばかす」
そして師との最後のセッション「Last Days」
この3曲以外にも佐久間さんとの思い出のレコーディングは
沢山あるけど、最後にソファーに倒れたまま、何度も
サムズアップで頂いたプロデューサーOKを僕は生涯大事に
この先も佐久間さんにOKもらえるような演奏、音楽がんばります!

屋敷豪太
風の様な人、風を操れる人。
迷っていると追い風をくれて背中を後押してくれたり、集中したい時には無風にしてくれたり。
辺りがはしゃぎ過ぎてるとクールな風になったり、辺りが沈み気味の時には暖かい風で僕らを和らげてくれる。
自分自身は風だけにスルッと無理難題を通り抜けられる人でした。
人間的にも音楽的にも包容力があり、知恵と才能を兼ね揃え世界でも通用出来る人でした。
でも、日本の音楽シーンを盛り上げる事に本当の意味で命を捧げて来た人です。

佐久間音哉
ある晴れた週末の午後。父と僕はソファに座って話していた。
「アルバム用にアンビエントテクノぽい曲を3曲作ってくれない?」
アルバム「Last Days」を計画していた彼は僕に曲のオファーをしてきた。結局アルバムは作れず、この表題曲が遺作になってしまった。

2014年1月15日、彼はその日マスタリングが終わったばかりのこの曲を聴き自らオッケーを出し、その夜、永眠した。

佐久間正英が自身の最後の日々についての思いを描いたこの曲のレコーディングに参加できたことは今後の僕にとってとても大切なものになることだろう。


◆ Last Days - Single - 佐久間正英(iTunesが開きます / 試聴できます)
◆『SAKUMA DROPS』特設サイト
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