ジェイソン・デルーロ、爆発的ヒットの影にワン・ダイレクションあり

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ジェイソン・デルーロが、2014年に入りアルバムからのシングル「トーク・ダーティー(feat. 2チェインズ)」を全米チャートで急上昇させている。

◆ジェイソン・デルーロ 画像、PV映像

カリフォルニアのオークランドを拠点にするヒップホップ・グループ、ウォールペイパーの中心的人物であるリッキー・リードがプロデュースし、全米で屈指の人気を誇るラッパー、2チェインズをゲストに迎えた「トーク・ダーティー(feat. 2チェインズ)」は、『タトゥーズ・オン・マイ・ハート』からの第1弾シングル「ジ・アザー・サイド」に続く2ndシングルとしてヨーロッパ/オセアニア地域では2013年秋にシングルカットされていた。そして、2/29付The Billboard Hot 100(全米シングルチャート)では、ケイティ・ペリー「ダークホース」、ファレル・ウィリアムス「ハッピー」に続く3位にランクインするヒットを記録している。

さらに、エキゾチックでバウンシーなビートとキャッチーなメロディー、そして“淫らな言葉を話して”というちょっとエッチな歌詞がセンセーションを巻き起こし、イギリス、スコットランド、ドイツ、オーストラリアなどでシングルチャート1位に輝いた。セールス的にも、オーストラリアでクワドラプル・プラチナ、ニュージーランドでプラチナ、イギリスではゴールドを記録するなどすでに大ヒットしていたが、今回正式にシングルカットされていない全米でアルバム発売から数ヵ月遅れて大ヒットとなったのには、少し“意外な”要因があったようだ。

すでにヨーロッパ/オセアニアで大ヒットを記録していたことで全米でもヒットの下地はあったのは確かだが、2/17付Billboard電子版の記事によると、ここまで急激にメガヒット化した要因には、ワン・ダイレクションのある“行動”が関係しているという。ワン・ダイレクションは、2013年11月にリリースした3rdアルバム『ミッドナイト・メモリーズ』のプロモーションのため、現地時間2013年11月23日(日本時間11月24日)に「1D DAY」というスペシャル・イベントを実施。アメリカ・ロサンゼルスからの同時中継で全世界のファンに向けて7時間に渡り配信したこのイベントの中で、ワン・ダイレクションのメンバーがジェイソンの「トーク・ダーティー」に合わせて“セクシーな”ダンスを踊る映像が流されたのだが、これが全米のワン・ダイレクションのファンの間で大きな話題となり、そこをきっかけに「トーク・ダーティー」が急速に拡散したのだと分析する。

YouTubeにアップされたこの映像の再生回数は「1D DAY」放送翌日には前日比較で6倍に達し、これに伴い毎週4,000程度だったジェイソンの「トーク・ダーティー」のデジタルセールスは「1D DAY」翌週には2倍に増加し、さらに日を追うごとに倍々ゲームのようにセールスを伸ばし、なんと2月1週目には1週間で24万ダウンロードを超える規模になり今回の大ヒットに至っている。ジェイソン・デルーロ大ヒットの陰にワン・ダイレクションの功績があったとは…ジェイソンは彼らに頭が上がらないかも?



「トーク・ダーティー(feat. 2チェインズ)」
https://itunes.apple.com/jp/album/id705837084
『タトゥーズ・オン・マイ・ハート』
2013年9月25日(水)発売
WPCR-15192 \2,076(税抜)
1. The Other Side
2. Talk Dirty(feat. 2 Chains)
3. Marry Me
4. Tatoo
5. Trumpets
6. Vertigo(feat. Jordin Sparks)
7. Fire(feat. Pitbull)
8. Side FX(feat. The Game)
9. Stupid Love
10. With The Lights On
11. Rest Of Our Life
12. Love Before I Die *
13. Perfect Timing *
14. The Other Side(Acoustic) *
* Bonus Tracks


◆ジェイソン・デルーロ ワーナーミュージック・ジャパンスペシャルサイト
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