ロード、「ハハハ、OMG(オー・マイ・ゴッド)」

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同性愛を目の敵にするアメリカの宗教団体ウエストボロ・バプティスト教会が、新たなターゲットにロードを選んだ。

◆ロード画像

ロードは最近、オーストラリアのラジオ番組へ出演した際、同性愛者に対し不適切な発言をしたDJに憤慨し「レズビアンのどこがいけないの?」と切り返していた。これが、同教会の怒りに触れたらしい。彼らは3月21日、カンザスで開かれるロードのコンサート会場前でデモを行うと発表した。

それを知った彼女は「ハハハ、OMG(オー・マイ・ゴッド)、ウエストボロ・バプティスト教会が私のカンザスでの公演でデモを行うんですって。みんな、コンサートに(彼らのプラカードで使用されている色)レインボーの服を着て来て…。そして、自分と同性の教会のメンバーにキスしようとしてみて。彼ら、喜ぶわよ。カンザスは早くもクリスマスね」とツィートした(これらはその後、削除されている)。

ウエストボロ・バプティスト教会はこれまで、マイケル・ジャクソンの葬儀やアダム・ランバート、レディー・ガガ、カニエ・ウェスト、レディオヘッドら数多くのアーティストの公演でデモを行ってきた。逆に、彼らから「姦通、偶像崇拝、同性愛を奨励している」と非難されデモ開催を告知されたフー・ファイターズが、それより先に彼らを奇襲、教会前で抗議のライヴを敢行したこともある。

ウエストボロ・バプティスト教会は有名人だけをターゲットにしているわけではなく、大きな事件が起きるたびに「同性愛を憎む神が下した天罰」だと主張。イラク戦争で亡くなった兵士の葬儀で「神は(同性愛に寛大な)アメリカを憎んでいる」「9.11を神に感謝する」などと書かれたプラカードを掲げたり、ボストン・マラソン爆発事件が起きた際には「神よ、ボストン・マラソンでの爆弾に感謝します!!」とツィートしている。


Ako Suzuki, London

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