【ライブレポート】水曜日のカンパネラ、音楽と映像のシンクロニシティ

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ニュー・アルバム『シネマジャック』発売当日の3月19日、水曜日のカンパネラが渋谷WWWで自主企画イベント<水曜日の視聴 覚室>を開催、音楽と映像の融合でオーディエンスを圧倒した。

◆水曜日のカンパネラ画像

この日は、そのタイトル通り、視覚と聴覚をキーワードに音楽と映像を合わせたツーマンライブで、一組目のオオルタイチの後、幕が閉まり「ブルータス」のイントロが流れはじめた。約2分のイントロ後幕が開きアルバム『シネマジャック』のジャケットと同じポーズで静止した状態のコムアイが台上で待ち構えていた。

今作のリード曲となっている「モスラ」の2曲を続けて歌い上げたコムアイは、オオルタイチとの出会いを語り「今日は本当に任せて下さい」と少し照れながらも自信満々気合いの入ったコムアイのMCを挟み「ニキータ」「ラオウ」「二階堂マリ」「大五郎」「義経」とVJ中山晃子と共にたたみかける。変幻自在にステージを駆け巡るコムアイと流動的に動く液体のリアルタイムな映像がシンクロする。

続くMCでVJ中山を紹介。映写室から映像を使って筆談で挨拶し、「ガンガン行くぜ~」というコムアイのMCから「コロンブス」「マリー・アントワネット」「ダ・ヴィンチ」を続ける。地中海やヨーロッパの固有名詞が続くこのコーナーでは、映像も地図や建造物でステージを盛り上げる。

その後最後のMCでは「ダヴィンチ・ピンチって何?って思ったら負けだよね」という今作のアルバムで最も苦悩した楽曲という意味で迷曲であると「ダ・ヴィンチ」の制作秘話を明かす。

そしてラストのコーナーは、定番のちゃぶ台返し「星一徹」、サラリーマンお疲れ讃歌「ランボー」、渋谷ラブホ街の歌「ミツコ」と水曜日のカンパネラのアップ系定番曲で最後を締めくくり、『シネマジャック』全曲を含め計13曲のライブは大成功で幕を閉じた。

<水曜日の視聴 覚室>
2014年3月19日@渋谷WWW
1.ブルータス
2.モスラ
3.ニキータ
4.ラオウ
5.二階堂マリ
6.大五郎
7.義経
8.コロンブス
9.マリー・アントワネット
10.ダ・ヴィンチ
11.星一徹
12.ランボー
13.ミツコ

『シネマジャック』
2014年3月19日(水)発売
TRNW-0050 1,389+(税)
1.ミツコ
2.二階堂マリ
3.義経
4.モスラ
5.ラオウ
6.ダ・ヴィ
ンチ
7.ニキータ
8.ランボー
取扱い(特典)
・タワーレコード全店舗(初回生産特典:未発表曲「コロンブス」CD-R)
・ヴィレッジヴァンガード・下北沢店(店舗限定特典:全8曲インストCD-R)

<インストア・ツアー>
2014年3月21日(金・祝)19:00~タワーレコード渋谷店 3F イベントスペース
※17時から30分間・1日店長CDお渡し会あり
2014年3月22日(土)14:00~タワーレコード名古屋パルコ店 西館1Fエントランス
2014年3月23日(日)14:00~タワーレコード難波店 5Fイベントスペース
2014年3月29日(土)17:00~タワーレコード秋葉原店 イベントスペース
2014年3月30日(日)14:00~タワーレコード浦和店 イベントスペース
2014年4月12日(土)14:00~イオン上田 2F イベントモール(長野県)
2014年4月13日(日)16:00~タワーレコードモレラ岐阜店 イベントスペース
2014年4月19日(土)15:00~タワーレコード仙台パルコ店 イベントスペース
2014年4月20日(日)15:30~タワーレコード札幌ピヴォ店 イベントスペース
2014年4月21日(月)20:00~タワーレコード新宿店 7F イベントスペース
2014年4月27日(日)14:00~タワーレコード広島店 店内イベントスペース
2014年4月29日(火・祝)14:00~タワーレコード福岡店 店内イベントスペース


◆水曜日のカンパネラ・オフィシャルサイト
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