lecca、全国ツアー終了。「HIPHOPやレゲエを聴いてきた人は、無駄に心が強い!」

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leccaの全国ツアー<lecca LIVE TOUR 2014“TOP JUNCTION”>のファイナルとなる東京公演が、3月26日にZepp TOKYOで行なわれた。

◆<lecca LIVE TOUR 2014“TOP JUNCTION”>画像

オープニングのアタック映像から、最新アルバム『TOP JUNCTION』のオープニングチューン「RUNWAY」で大人っぽいシックなジャケットスタイルのleccaが登場すると、会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。前半戦では「スタートライン」や「ファミリア」、そして「紅空」などの人気曲に、同世代女性からの支持の高い「ヤマトナデシコ」「ミソ-gal」「働く女の子」などleccaらしいナンバーを上手く織り交ぜた構成でファンを盛り上げた。

「HIPHOPやレゲエを聴いてきた人は、無駄に心が強い!」というMCから、「あいあん・はあと」、そして「100年の明日」という最新アルバム収録ナンバーを立て続けに披露し、ライブは後半戦に突入。東京では初披露となる、彼女の隠れ人気曲「マタイツカ」では、「別れて忘れられない人、みんなの大事な人を想い浮かべながら聴いて下さい!」と、lecca本人がピアノを演奏しながら歌を披露し、ファンを驚かせた。

そして、「色々な別れがあり、次は前向きな別れの歌です!」とleccaが語り、1組目のゲストとしてTEEがステージに登場。デュエット曲「Back to U」を壮大に歌い上げ、会場は温かい空気に包まれる。

いよいよライブも終盤戦、「For You」「My measure」のヒット曲を立て続けに歌い、会場を盛り上げた後、「自分の毎日にもう少しワクワクしてみよう!」というleccaからのメッセージを挟んでの「SOLA」では、楽曲の持つ世界観とリンクしたモニター映像とともにオーディエンスをさらに興奮させ、この日、最高潮の盛り上がりで会場は一体感に包まれた。

そして最新アルバムのテーマでもある、「ここがみんなのJUNCTION=分岐点、自分が楽を出来る方向を選んでいては駄目。この道を選べば、どんな辛いことがあっても乗り越えられると思え、頑張ることが出来る道を選んで進んで行こう!」というleccaのMCにより「JUNCTION」を披露し、ライブ本編は終了。

オーディエンスからのleccaコールにより迎えたアンコールでは、2組目のゲストとしてRHYMESTERが登場し、アルバムリード曲「Sky is the Limit」を初披露。宇多丸が「皆さんが目撃者です!」と語ったコラボレーションの実現に、ファンからは大きな歓声が巻き起こった。

全編を通し、改めてのlecca自身の力強さとライブ構成力を再認識した、非常に見応えあるライブ。アンコールのMCで突如発表された、夏リリース予定のアルバムにもファンの期待は高まっている。


◆BARKSライブレポート
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