サンタナ、“哀愁と情熱”が充満

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サンタナの23thアルバム『コラソン』の発売が全世界5月6日(日本7日予定)に決定したことがアナウンスされた。

◆『コラソン』画像

スペイン語で「心」「愛情」の意味を持つ『コラソン』は、メキシコ出身であるカルロス・サンタナが自らのルーツであるラテンに想いを馳せ、中南米を中心としたラテン系の新旧スーパースター達とのコラボレーションで作り上げた作品だ。1枚のアルバムの中で様々なタイプのボーカリストとコラボレーションするスタイルは、サンタナが最も得意とするところだが、今回はラテン系アーティストとの共演に絞ったこともあり、アルバム全体を通してラテンのリズムに乗せたダンサブルで“哀愁と情熱”が充満したアルバムになっているという。

参加アーティストは、ピットブル(キューバ系アメリカ)、フアネス(コロンビア)、グロリア・エステファン(キューバ)、ミゲル(メキシコ系アメリカ)、ジギー・マーリー(ジャマイカ)、ロス・ファビュローソス・キャディラックス(アルゼンチン)、リラ・ダウンズ(メキシコ)、ニーナ・パストーリ(スペイン)、サミュエル・ロサ(ブラジル)、ディエゴ・トーレス(アルゼンチン)など、ラテン系の人気アーティストが多数集結している。また、過去ライブでは何度も共演している盟友ウェイン・ショーター(サックス)やカルロスの妻シンディ・ブラックマン・サンタナ(ドラムス)などジャズ畑のミュージシャンも参加している。意外にもシャキーラとのコラボは実現していないようだ。

アルバムは12曲収録で、ギター・インスト曲の1曲を除き全てボーカリストがフィーチュアされており、サンタナ復活を決定付けた『スーパーナチュラル』(1999年)の言わば“ラテン・バージョン”といえる作品のようだ。アルバムにはボブ・マーリーの名曲「アイアン・ライオン・ザイオン」(ボォーカルはボブ・マーリーの息子ジギー・マーリー)のカバーや、サンタナの初期代表曲「僕のリズムを聞いとくれ(OYE COMO VA)」をピットブルを迎え「オエ・コモ・ヴァ2014 feat.ピットブル」として収録するなど、注目のテイクも多い。



サンタナ『コラソン』日本盤
5月7日(予定)
SICP-4087 ¥2,400+税
※日本盤ボーナストラック3曲収録予定
1.サイデイラ feat.サミュエル・ロサ
2.ラ・フラカ feat.フアネス
3.マル・ビチョ feat.ロス・ファビュローソス・キャディラックス 
4.オエ・コモ・ヴァ2014 feat.ピットブル  
5.アイアン・ライオン・ザイオン feat.ジギー・マーリー&チョキブ・タウン 
6.ウナ・ノーチェ・エン・ナポレス feat.リラ・ダウンズ、ニーナ・パストーリ&ソールダッド 
7.ベソス・デ・レホス feat.グロリア・エステファン
8.マルガリータ feat.ロメオ・サントス
9.インディ feat.ミゲル
10.フィール・イット・カミング・バック feat.ディエゴ・トーレス  
11.ヨ・ソイ・ラ・ルス feat.ウェイン・ショーター&シンディ・ブラックマン・サンタナ
12.アイ・シー・ユア・フェイス


◆サンタナ・オフィシャルサイト



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