カラヤン、初のファン投票スタート

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2014年に没後25周年を迎えたカラヤンの来日時の秘蔵写真が公開されている。

◆カラヤン画像

1989年7月16日に81歳でその生涯を閉じたカラヤンは、ダンディなルックスに目を閉じながら指揮する独特なスタイルをもって、今もなお伝説のカリスマ指揮者である。日本での総動員数は30万人、彼が発売したアルバム約900点の総売り上げは1億枚を越え、現在もアルバムが再発売されるたびにチャートをにぎわすクラシック界の大スターだ。

そのカラヤンの来日時の未発表写真がドイツ・グラモフォンの倉庫から発見され、メモリアル・イヤーを記念して公開となった。カラヤンは1954年の初来日以降、合計11回来日しているが、今回公開された5枚の写真は、全て1973年(昭和48年)のカラヤンの6度目の来日のときのものとなる。この年のツアーはベルリン・フィルと10月25日から11月4日までの東京NHKホールと大阪フェスティバル・ホールでの計10公演だったが、この年6月に開館したばかりのNHKホールのこけら落しの最大の呼び物だったという。当時カラヤンは65歳だった。

オフィシャルサイトでは写真公開のみならず、命日7月16日に発売するカラヤン究極のベスト盤『THIS IS KARAJAN』の収録曲を決めるファン投票「あなたが選ぶカラヤン・ベスト・レコーディング」を実施している。対象となる楽曲138曲から選択をし、さらに自由記入で好きな楽章や好きな録音年など思い入れのある録音を指定することができる。投票に参加した方を対象に抽選でメモリアル・イヤー限定の「DGカラヤンTシャツ」(非売品)のプレゼントも用意されている。

(c)Siegfried Lauterwasser/DG

■ユニバーサル ミュージック カラヤン没後25周年サイト「あなたが選ぶ!カラヤン・ベスト・レコーディング」
応募期間:2014年3月12日(水)~5月12日(月)
*プレゼントの当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

ベスト盤『THIS IS KARAJAN』
2014年7月16日発売

「カラヤン名盤1600」シリーズ
全75タイトル 日本企画 SHM-CD仕様
ルビジウム・クロック・カッティング 各\1,600(税抜)+税
第1回“カラヤンが愛した交響曲・管弦楽曲”
『ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:(1)交響曲 第1番 ハ長調 作品21 (2)交響曲 第3番 変ホ長調 作品55《英雄》』(UCCG-4891)
『ペーター・チャイコフスキー:(1)交響曲 第4番 ヘ短調 作品36 (2)弦楽セレナード ハ長調 作品48』(UCCG-4902)

「名盤プラチナSHMコレクション」シリーズ
全17タイトル 初回限定盤 ¥3,333+税(2枚組:¥5,800+税)
第3回『ブラームス:ドイツ・レクイエム』(UCCG-40021)『モーツァルト:レクイエム』(UCCG-40022)ほか全7タイトル発売中

◆カラヤン没後25周年サイト
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