ピート・タウンゼント、ドラマのために新曲を制作
ザ・フーのピート・タウンゼントが、アメリカで放送中のドラマ『The Americans』のために新曲「It Must Be Done」を書き下ろした。ピート・タウンゼントがテレビ番組のために作曲するのは初めてだという。
◆ピート・タウンゼント画像
同番組の音楽を担当するネイサン・バーとコラボし曲を制作したピート・タウンゼントは、『Billboard』誌にこう話した。「ネイサンは、僕のパートナーで編曲家のレイチェル(・フラー)もプレイするチェロで作曲するんだ。それには感銘を受けた。だから、チェロの音楽をたくさん聴いたよ。大好きになった。僕ら(英国、LAと離れながら)アイディアを交換した。彼の作る哀愁に満ちたエモーショナルな曲にはすぐ虜になった。僕がギターを加え、詞をつけたんだ」「ジャズみたいだった。彼の作ったものに僕が応え、僕が作ったものに彼が応え、ほとんどライブのようだった」
フォックス・エンターテインメント・グループ傘下のケーブル・テレビ局FXで放送中の『The Americans』は冷戦時代、夫婦と偽りアメリカで暮らすKGBのエージェント(ケリー・ラッセル、マシュー・リス主演)を描くもの。タウンゼント作/パフォーマンスの「It Must Be Done」は4月30日放送のエピソードで、“セックスと殺人”のシーンで流れるという。
Ako Suzuki, London
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