「千本桜」カバーは約2ヶ月で200万再生突破。世界が注目する和楽器バンド

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詩吟、和太鼓、箏、尺八、三味線といった伝統芸能とロックを融合させた男女8人組・和楽器バンドが、4月23日に人気ボーカロイド楽曲をカバーしたアルバム『ボカロ三昧』でメジャーデビューをはたす。

◆『ボカロ三昧』ジャケット画像、ミュージックビデオ

YouTubeに2014年1月末に投稿された彼らのミュージックビデオ「千本桜」は、僅か約2ヶ月後には200万再生を突破。そのほか現在までに投稿されたミュージックビデオは世界各国からアクセスが殺到。日々様々な言語にて絶賛のコメントが書き込まれている。彼らが所属するレコード会社・エイベックスによると「トップクラスの人気アーティストでも2ヶ月で200万再生は異例。特に3月は後半の2週間ほどで100万回以上再生数を伸ばしています。」とのこと。また日本以外でも東南アジア各国、ヨーロッパ地域からのアクセスが突出しているそうだ。

和楽器バンドは詩吟の師範であり、「ミスニコ生2011」にも選ばれ、スマホアプリ「美人天気」のアイコンにもなったボーカル・鈴華ゆう子を中心に2013年4月に結成。これまでボーカロイドの人気楽曲をカバーする形で3作のミュージックビデオを動画サイトへ発表している。

バンドとしての活動歴は浅いものの、2013年11月にファンからの熱いリクエストを受けて3000枚限定にてインディーズリリースされたアルバム『序章。』は即完売。5曲入り1,000円で発売された同アルバムは、オークションサイトにて高額取引きが相次ぎ、最高で2万4000円もの値を付けたという。

人気の秘密はハードなギターロックサウンドと和楽器の融合。特に尺八や津軽三味線等の和楽器担当メンバーが飛び跳ね、ヘッドバンキングをしながら音を奏でる姿は想像以上にロックだ。またメンバー全員が若さと師範クラスの演奏能力を兼ね備え、顔面偏差値の高さや人気ファッションブランドgoukが手掛ける和とロックを融合させた衣装もファンの間で話題を呼んでいる。

そんな彼等は4月23日に人気ボーカロイド楽曲をカヴァーしたアルバム『ボカロ三昧』でメジャーデビュー。エイベックスは「日本の伝統的和楽器バンドで、まずは日本独自の文化であるボーカロイド楽曲を演奏して世界に向け発信しています。現在も世界各国のレーベルからリリースの申し出を頂いています。」とし、アルバムの発売と共にiTunes Store他にて全世界同時配信も決定している。

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