キッス「全員集合が楽しみだ」
木曜日(4月10日)、ロックの殿堂入りセレモニーでキッスのオリジナル・メンバーと現メンバーが一堂に会す。彼らの間には確執も噂されるが、ポール・スタンレーとエース・フレ―リーはみんなに会うのを楽しみにしているという。
◆キッス画像
セレモニーには殿堂入りするオリジナル・メンバー(ジーン・シモンズ、ポール・スタンレー、ピーター・クリス、エース・フレーリー)に加え、現メンバーのエリック・シンガーとトミー・セイヤー、それに元メンバーのブルース・キューリックが出席。同じテーブルにつく。
ポール・スタンレーは「エースとピーターに会うのは楽しみだ。彼らが俺に対して抱いている敵意や感情が魔法のごとく消えることはないだろう。でも、セレモニーでの俺らには誇りに思うべきことがある。俺らは一緒に素晴らしいものを築き上げた」とVH1 Radio Networkのインタビューで話した。
また、元バンド・メイトに会うのは居心地悪くないかと問われたフレ―リーはこう答えている。「いや。なんでだと思う? 信じられないだろうが、俺ら4人が一緒になるといつだって、長いこと会ってなかろうが、俺らはいまでもロックンロールにおいては兄弟なんだ。少なくとも、俺はそう感じてる」
これだけのメンバーが揃うとも、キッスはセレモニーでパフォーマンスしないが、フレ―リーはフィナーレのオールスター・ジャムに参加することを表明している。Blabbermouth.netによると、AC/DCの「Highway To Hell」をプレイするという。彼は、キッスのほかのメンバーもジョインするのかどうかは「知らないし、関係ない」と話しているそうだ。
Ako Suzuki, London