Cyntia、初の東名阪ツアーが終了。9月には初の恵比寿リキッドルーム公演も

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Cyntiaの東名阪1stライブツアー<Limit Break>の最終公演が、4月20日、新宿BLAZEにて行なわれた。バンド初となるライブツアーは、名古屋・APOLLO BASEからスタート。大阪・阿倍野ROCKTOWN、新宿BLAZEと全会場SOLD OUTし、各地で彼女たちの勢い、注目度の高さを見せつけた。

オフィシャルのレポートをお届けしよう。

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超満員となった最終公演の新宿BLAZEは、開演前からファンが詰めかけて少しの余地もないほどの満員。客席のボルテージはすでに上昇しており、メンバーの登場を今や遅しと待っていた。

開演時間を少し過ぎたころBGMがストップし、客電が落ちてSEが鳴る。最新アルバムのタイトルでもあり、ツアータイトル、今の彼女たちを象徴する言葉となっている「Limit Break」がコールされると、暗闇のステージにメンバーがひとりずつ登場。最後にボーカルSAKI がセンターに姿を見せると、ドラムKANOKOのカウントで1曲目「GeAr.」からライブはスタートする。YUIのVシェイプのギターがこの曲のメインテーマともいえるリフを刻み、興奮の客席へソリッドなサウンドを放つ。続いて、「Night Flight」はSAKIのロングブレスシャウトで客席を畳み掛けるように煽る。3曲目は「聖闘士星矢Ω」の主題歌として彼女たちの名を広めた「閃光ストリング」。コアなメタルバンドからその枠に収まらないロックバンドへと昇華した彼女たちの代表曲は、この曲がキッカケとなったであろう女性ファンも一緒に「コスモよ、輝け!」と大合唱となった。

中盤のMCで恒例となった、キーボードAYANOの「熱ポジ(熱いポジションの略)コール」からメンバーそれぞれのキャラクターが出るトークへ。この演奏中とのギャップも彼女たちの魅力のひとつともいえる。

後半はバラード「Chilly Night」からスタート。SAKIが書く歌詞は曲によって様々な世界観を映し出すが、この曲も女性ならではの切ない思いを大きなスケールのメロディで歌い上げた。そして怒涛の終盤は定番曲でタオル回し、サイリウムと客席が一体となって最高潮へ。本編最後は、アルバムタイトル曲「Limit Break」。アルバム制作でメンバーそれぞれが自分を追い込み、限界を超えて作り上げた2年目の集大成となる10分の大作で締めくくった。

なお、アンコールでは9月の東名阪ツアーを発表した彼女たち。しかも東京は初の恵比寿リキッドルーム公演となる。

1stツアーから半年でスケールアップした会場でのワンマンツアーを実施するCyntia。彼女たちは、2014年の最注目バンドとしてその階段を上がっていく。

【東名阪ワンマンライブツアー「Limit break」セットリスト】
M1.GeAr.
M2.Night Flight
M3.閃光ストリングス
M4.Ride on time
M5.SSS
M6.Return to Myself~しない、しない、ナツ。
M7.Chilly Nights
M8.深愛エゴイズム
M9.Fly away
M10.Run to the Future
M11.Lady Made
M12.Limit Break
EN1.Plant
EN2.Through the Fire and the Desire

【ライブ日程】
Cyntia LIVE TOUR 2014 AUTUMN「Rock'n☆GIRL」
2014.9.20(土)大阪・心歳橋 Music Club JANUS
2014.9.21(日)愛知 名古屋 APPOLO BASE
2014.9.28(日)東京 恵比寿 LIQUID ROOM
スタンディング 3,800円(税込・ドリンク代別)
※当日券料金 4,300円
※未就学児童のご入場はお断りいたします。

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