「感動を“もらう”側から“つくる”側へ」NEXUSからの無料冊子を手に入れて音楽業界に飛び込もう

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音楽ファンなら一度は「音楽業界で働きたい」と思ったことはあるはず。アーティスト、ミュージシャンになりたいなら、ストリートライブやライブハウス出演、コンテストやオーディションといった道があるのはなんとなくわかる。一方、スタッフとして大好きな音楽に関わりたいという人にとっては、その道程はイメージしにくいものだ。

「どうやれば音楽業界で働けるの?」
「不況と言われてる音楽業界で、求人はあるの?」
「その前に仕事の内容があまりよくわからない!」

そんな人にぜひ読んでほしい冊子が、NEXUSのウェブサイトで無料配布中だ(PDFフォーマットでダウンロード可能)。タイトルは「NEXT MUSIC BUSINESS」。表紙に並ぶのはこんなキャッチフレーズだ。

・あなたも一緒に感動を創りませんか?
・感動を“もらう側”から“つくる”側へ
・次世代音楽エンタテインメント業界への道
・求む! 未来のプロデューサー!

これらのフレーズにピンと来た人、音楽業界の仕事に興味がわいたという人のために、本冊子の内容を紹介しよう。

ちなみに、この冊子を作成した日本音楽制作者連盟は、日本の200を超える音楽プロダクションで構成される一般社団法人で、まさに音楽エンタテインメント業界の中心、現場で活躍している人達が会員となっている。冊子の裏表紙には「アーティストの権利を守り、アーティストとともに音楽を創り、音楽を通じて豊かな社会を目指します。」と宣言している。

■「音楽不況」ってほんと?

音楽業界で働きたいけど、今って「音楽不況」なんでしょう?


▲コンサート入場者数は、基本的に右肩上がりの状態。グラフは、2013ライブ・エンタテインメント調査レポートより、コンサート入場者数の推移。2013年は2,070億円の売上見込。※2013年の入場者に関しては、ACPC(一般社団法人 コンサートプロモーターズ協会)調査からの速報値
そんな言葉がよく聞かれる昨今だが、「NEXT MUSIC BUSINESS」によれば、「現在音楽エンタテインメント業界は『次の時代』に入っている」という(冊子タイトルもここから)。レコードビジネス主体からライブビジネス主体に移行し、その市場規模は実は年々右肩が上がり。プロダクションビジネスは無限の広がりを秘めている。そんな状況だから、新しい人材が求められているのだ。

また、音楽は音楽業界だけのものではない。レコード業界はもちろん、通信業界(情報通信、音楽配信など)、放送業界(テレビ、ラジオなど)、映像産業(映画、DVD/ブルーレイなど)、電気/電子業界(携帯プレイヤー、オーディオシステム、スマートフォン、コンピューターソフトなど)、広告業界(イベント、CMなど)、楽器業界、記録メディア業界……。これら多くの業界が音楽なしでは成り立たないのだ。そう考えれば、「音楽不況」という言葉に惑わされすぎる必要はないとわかるはず。

「何かに感動したとき、それを誰かに伝えたいと思ったことはありますか? そんなことを思ったことが一度でもあるならば、あなたは音楽エンタテインメント業界に適した人材といえるのです。」--そんな言葉に勇気づけられたなら、この先をチェックしていくことにしよう。

■音楽プロダクション、コンサート制作の仕事を知ろう!

「NEXT MUSIC BUSINESS」で紹介されている音楽業界の仕事は大きく分けて、「音楽プロダクション」と「コンサート制作」の2つ。たとえば、音楽プロダクションの仕事なら、アーティストのマネージャー、スケジュール管理といった業務内容がまず思い浮かぶだろうが、戦略やプロモーションはじめほかにも多くの仕事がある。ここでいくつかピックアップしてみよう。

・原盤制作・レーベル運営
以前はレコード会社が行うのが基本だったが、現在は音源制作に関する企画、ディレクションからパッケージ販売、予算管理などまで、プロダクションが自ら行うことも多い。

・マーチャンダイジング
いわゆる“物販”のこと。NEXT MUSIC BUSINESSにおける重要な業務のひとつであり、ユーザーをワクワクさせるアイテムを考えるエキサイティングなセクションでもある。

・著作権管理
いわゆる“権利ビジネス”。プロダクション運営上の大切なセクションであるのはもちろん、アーティストとともに創り上げた大切な音楽を守る意味でも、きわめて重要な業務。

・ヴィジュアル制作
今の音楽に欠かせないのが“視覚的要素”。MVはもちろん、コンサートでも映像は大きな位置を占めるし、最近ではYouTubeやニコニコ動画を活用した戦略も功を奏している。

・FC運営
いわゆる“ファンクラブ業務”。会報誌の制作、チケット優先予約をはじめ、会員限定の様々なコンテンツを用意し、ユーザーに楽しんでもらうことが求められるセクション。

・サイト運営
以前はホームページとブログの管理がメインだったが、SNS 時代に突入して以降は、Twitter、Facebookなどを駆使した情報発信がきわめて重要。無限大の拡散力を発揮する。

これらはほんの一部だが、「こんな仕事もあるの!?」と驚いた人も多いだろう。このほか、おもしろいところでは、アーティストの得意分野や個性を見極め、音楽以外で活躍できる分野を開拓してくといった業務も含まれる。まさに、音楽プロダクションの業務内容は多岐にわたるのだが、それはコンサート制作の現場でも同様だ。


▲音楽プロダクションの業務内容、コンサート制作スタッフの構成がひとめでわかるマップを掲載。

■給料は? 休める? こんな自分でも大丈夫?

仕事の内容がわかったところで、さらなる疑問がわいてきた人もいるはず。それには「音楽業界なんでもQ&A」が答えくれる。

Q. 給料はいいですか?
Q. 夜はプレイベートの時間は作れますか? 休日は休める?
Q. やっぱりこきつかわれるんですか?
Q. 服装や髪色は自由ですか?
Q. 人見知りが激しいんですが、大丈夫?
Q. 音楽や楽器の専門知識は必要?

答えは「NEXT MUSIC BUSINESS」でチェックを。このほか、あなたが音楽業界の仕事に向いているかどうかをチェックできる「音楽業界適正チャート」も掲載されている。質問にYES/NOで答えるだけで適正がわかるので、ぜひチャレンジしてほしい。

■音楽業界で働いている先輩の声を聞こう!

音楽業界の仕事内容を知るには、実際に働いている人の話を聞くのが一番。「NEXT MUSIC BUSINESS」では、プロデューサー/マネージャーのインタービューを多数掲載。担当しているアーティストの話はもちろん、業界に入った動機や経緯、音楽業界の魅力や、適している人材についてなど、興味深い内容が語られている。登場しているのは以下の8人(敬称略)。

<プロデューサー/マネージャー インタビュー >

・中川悠介(アソビシステム株式会社)
 きゃりーぱみゅぱみゅらを輩出。アソビシステムはCAPSULE、中田ヤスタカ、RAMRIDERらが所属。数多くのイベントのプロデュースも行っている。

・多賀英助(株式会社キティエンターテインメント)
 SCANDALをデビュー当時から支えているマネージャー。キティエンターテインメントは、ミュージシャン、クリエイター、俳優などのマネジメントのほか、音楽、舞台、映画、アニメなどの企画・制作も。

・新子雄太(株式会社GRIP)
 ラウドバンドのSiMのマネージャー。GRIPは、SiM、coldrainが所属するマネージメントでもありレーベルでもある「gil sound works」を運営。

・渡辺“ジュンジュン”淳之介(株式会社つばさプラス)
 アイドルグループBiSを成長させたA&R担当。つばさプラスは、つばさグループとして、川嶋あい、山根康広らが所属。音楽マネージメント、レーベル事業のつばさプラスには、BiSらが所属。

・丸野孝允(株式会社ニュースタイルヴィジョン)
 アーティストマネージメント、レーベル、イベントの企画・制作などを行うエンタテインメント会社の代表取締役社長。九州男、C&K、ハジ→らが所属。

・山崎 学(株式会社ラストラム・ミュージックエンタテインメント)
 ケラケラやCharisma.comらを発掘育成するプロデューサー。ラストラムはSEKAI NO OWARI、ケラケラ、黒木渚らが所属するプロダクションであり、レーベルとしてCharisma.com、平井大らを手がける。

・木村敏彦(有限会社ユークリッド・エージェンシー)
 ゴールデンボンバーを紅白バンドにまで育て上げたCEO。ユークリッド・エージェンシーは、プロダクション、デザイン、映像、出版などを手がける総合音楽会社。

・岩下英明(ライブマスターズ株式会社)
 BUMP OF CHICKEN、サカナクションなど数多くのアーティストのコンサート制作を手がけるライブマスターズの代表取締役。

■音楽業界にはこんな魅力がある! 3人のプロデューサーが語るNEXT MUSIC BUSINESS

これらのインタビューに加え、音楽業界の魅力を語る企画も用意。NEXT MUSIC BUSINESSを支える代表的な職種として、プロダクションとコンサート制作。それぞれの第一人者に、仕事の魅力と醍醐味、求められる人材などを聞いている。

コンサート制作編では、ケツメイシ、ソナーポケット、KARA、The Birthdayなどのコンサート制作を手がける中本あつし氏(株式会社ハンズオン・エンタテインメント)が登場。現場の第一人者として、コンサート制作とはどういうものなのかを解説している。

また、プロダクション編では、第一線を走るプロデューサー3人の対談を掲載。業界入りした経緯から、NEXT MUSIC BUSINESSの魅力、欲しい人材、業界の今後の展望を語っている。

本記事のラストでは特別にこの対談の内容を、まるごとお届けする。

◆第一線を走るプロデューサー3人の対談
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