【ライブレポート】ゴスペラーズ、「国立競技場に、この言葉を捧げたいと思います。“永遠に”。」 ── <JAPAN NIGHT> DAY1

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5月28日、国立競技場最後の音楽イベント<SAYONARA 国立競技場 FINAL WEEK JAPAN NIGHT>の初日“Yell for Japan”公演が開催された。ゴスペラーズのライブレポートをお届けする。

◆ゴスペラーズ <SAYONARA 国立競技場 FINAL WEEK JAPAN NIGHT> 画像

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<JAPAN NIGHT>も中盤戦を迎えた19時30分。亀田誠治の紹介によってステージに迎えられたのは、ゴスペラーズだ。登場するなり即興的なアカペラを披露したのは村上てつや。

「56年間の聖地・国立競技場の歴史にありがとう。その目撃者、つまり、みんなにありがとう。そして今日、ライブビューイングで東北から俺たちにエールを送ってくれてるみんなに、ありがとう。そんなあなたに……。」

5人が奏でたナンバーは、代表的バラード「ひとり」。<愛してるって最近 言わなくなったのは>と歌う主旋律と4声のコーラスワークのみで響かせるアカペラが、陽が暮れた国立競技場をしっとりと染め上げる。その歌声は美しく、それまでの出演者たちによるエネルギッシュな演奏とはまた異なる、深い興奮が会場を包み込んでいくようだ。

「僕たちは、サッカー日本代表のために『君が代』をここで歌わせてもらったこともあるんですね。こんな舞台に立たせてもらうなんてありえないことで。国立競技場に、この言葉を捧げたいと思います。“永遠に”。」

そんなMCに続いて披露されたナンバーは、もちろん「永遠に」。ピアノ、アコースティックギター、ガットギターの伴奏をバックに響かせた楽曲は、より豊かに圧倒的な表現力で会場を包み込んだ。

神聖な会場に輝かしい歌声。青一色に染まったステージと客席が、そのエンディングを一層ドラマティックで感動的なものにしていた。

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5月29日の<JAPAN NIGHT>は、『Japan to the World』をコンセプトに「世界の人々に、日本の姿と日本の音楽の力を知ってほしい」という主旨のもと、SEKAI NO OWARI、Perfume、MAN WITH A MISSION、L'Arc-en-Cielの海外での活動に積極的なアーティスト4組が登場する。

チケットは、「当日引換チケット」および「当日券」が発売中だ(ステージの全体及び演出の一部が見えにくい場合がございます、あらかじめご了承下さい)。


◆JAPAN NIGHT オフィシャルサイト
◆BARKS JAPAN NIGHT 特設ページ
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