リッチー・サンボラ、薬物依存者のために新曲を制作
ボン・ジョヴィのリッチー・サンボラが薬物依存者の援助のために新曲を作った。
◆リッチー・サンボラ画像
リッチーはニュージャージー州で開催されるヘロインと鎮静剤の乱用への意識を高めることを目的としたイベントでその新曲「ライトハウス」を披露し、売り上げは同地に設立される予定の薬物治療の施設への資金として提供されるという。AP通信によると、自身も薬物依存に苦しめられた過去のあるリッチーが作ったその曲は元々は「ニードルズ・オン・ザ・ショア」というタイトルが付けられていたが、依存と闘う人々にとって「希望の光」が差すような「ポジティブ」なものにしたかったためにタイトル変更をしたという。
リッチーは「岸からだいぶ遠いところにいるときは、みんなその光がいるんだよ」とコメントし、「ライトハウス」の歌詞には、<気にかけてくれる人々は非難なんかしない 洪水の後の波にもまれている時に>というフレーズが含まれている。
リッチーはそのイベントでのパフォーマンス中にリハビリ施設から出た後の自身の薬物依存の過去についても話している。「俺は直に体験したよ。ヘロインは1度もしたことないけど、他のものは確実にやったことがあるよ」
また、リッチーは元妻ヘザー・ロックリアとの間にもうけた16歳になる娘エバが大人になるにつれて薬物に手を出す可能性が「怖い」と感じているため、同イベントに参加したかったと語った。「黙って怯えているわけにはいかないんだ。みんなで一緒に協力しあえばこの流行病をストップさせられるんだ」
そんなリッチーは2013年4月に「個人的な問題」を理由にボン・ジョヴィでの活動を一時休業しており、薬物が原因でなかったと強調している。同バンドが沢山の仕事を請けているため、また復帰するつもりである意向を示しているものの、その時期はまだ明らかになっていない。
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