1974年世界的ブレイク寸前、クイーンの勇姿を彩る幻のライブ

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1974年に帝都ロンドンで行われた初期クイーンの勇姿を彩る幻のライブの全貌が、40年の年月を経て初めて明らかになる。

◆クイーン画像

孤高の美学を持ったハード・ロック・バンドとしてデビューして1年。クイーンは破竹の勢いでツアーとレコーディングを行っていた。成功に向かって最もハングリーだったこの時期のクイーンは、この年ロンドンのレインボー・シアターで3月31日と11月19日・20日の3回、ライブを敢行している。

9月上旬にリリースされるのが、その模様を収めた幻のライブ作品『クイーン~ライブ・アット・ザ・レインボー '74』だ。

本作のメイン・パートとなるのは1974年11月の公演だ。3作目のアルバム『シアー・ハート・アタック』に伴うツアーの公演で、「キラー・クイーン」「ナウ・アイム・ヒア」など初期のヒット曲、そして「オウガ・バトル」「マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン」「神々の業」など、この時期しかライブ演奏されなかったヘヴィなナンバーが披露されている。約半年後、1975年4~5月の初来日公演と似たセット・リストであるという点も、日本のファンにとっては見逃せないポイントだろう。

初の日本リリースとなる本作では「輝ける7つの海」「モダン・タイムス・ロックン・ロール」「フリック・オブ・ザ・リスト」「ビッグ・スペンダー」を初収録、さらに「炎のロックンロール」「ライアー」「父より子へ」「監獄ロック」の完全バージョンも初公開となっている。

若き日のフレディ・マーキュリーが放つ妖しいカリスマ性、ハード・ロッカーぶりを発揮するブライアン・メイのギターとロジャー・テイラーのドラムス、ファンクに傾倒する以前のソリッドなジョン・ディーコンのベースが一丸となって織りなすライブ・パフォーマンスは、ブリティッシュ・ロックの異端にして完成形のひとつとして、現代に至るまで伝説となっている。

その翌年、1975年にアルバム『オペラ座の夜』とシングル「ボヘミアン・ラプソディ」で不動の地位を築くことになるクイーンだが、その前夜のライブは、爆発寸前の勢いを感じさせるものだ。

さらにボーナス映像として同年3月31日のライブから「サン・アンド・ドーター」「モダン・タイムス・ロックン・ロール」そしてブライアン・メイのギター・ソロを収録。こちらは『クイーンII』に伴うツアーからのもので、約10分と短いフッテージながら、同年11月のライブとは異なったステージ・パフォーマンスで魅了する。こちらの映像はこれがまったくの初リリースとなる。

ロンドンのレインボー・シアターはエリック・クラプトンやボブ・マーリー、シン・リジィらもライブ名盤をレコーディングした伝説のライブ会場として知られる。そして今、クイーンの『ライブ・アット・ザ・レインボー '74』が、このロックの殿堂が生んだ名ライブ作品のひとつとして、その名を連ねることになった。

フレディが亡くなって23年、今もなおイギリスの国民的ロック・バンドとして愛され続けるクイーン。アダム・ランバートをボーカリストに迎えて<サマーソニック2014>のヘッドライナーとして出演することも決まっている彼らだが、その原点はこれほどハードでセンセーショナルなものだった。

クイーンファン注目の『クイーン~ライブ・アット・ザ・レインボー '74』は9月上旬、DVDとSDブルーレイはワードレコーズから日本発売される。詳細は決まり次第追加発表される。

『クイーン~ライブ・アット・ザ・レインボー '74』
9月上旬発売 予定
DVD/SDブルーレイ収録予定曲
「シアー・ハート・アタック」ツアー 1974年11月 ロンドン レインボー・シアター
1.プロセッション
2.ナウ・アイム・ヒア
3.オウガ・バトル
4.父より子へ
5.ホワイト・クイーン
6.フリック・オブ・ザ・リスト
7.神々の業
8.キラー・クイーン
9.マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン
10.リロイ・ブラウン
11.サン・アンド・ドーター
12.ギター・ソロ
13.サン・アンド・ドーター(リプライズ)
14.炎のロックンロール
15.ドラム・ソロ
16.炎のロックンロール(リプライズ)
17.輝ける7つの海
18.ストーン・コールド・クレイジー
19.ライアー
20.神々の業 …リヴィジテッド
21.ビッグ・スペンダー
22.モダン・タイムス・ロックン・ロール
23.監獄ロック
24.ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン
ボーナス映像
「クイーンII」ツアー 1974年3月 ロンドン・レインボー・シアター
1.サン・アンド・ドーター
2.ギター・ソロ
3.サン・アンド・ドーター(リプライズ)
4.モダン・タイムス・ロックン・ロール

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