正統派80'sハードロックを引っさげX-ドライヴ、デビュー

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元ホワイトスネイクのダグ・アルドリッチとともにバーニング・レインで活動するボーカリスト、キース・セント・ジョン、元ホワイト・ライオン/メガデスのベーシストとして活躍してきたジェイムズ・ロメンゾらによるハード・ロックプロジェクト、X-ドライヴのデビューアルバムが世界に先駆け日本先行で8月6日に発売となる。

◆X-ドライヴ画像

カリフォルニア州ロサンゼルスから生まれたX-ドライヴは、若手ギタリストのジェレミー・ブルーナーが自身の音楽的原点である80'sハードロック/ヘヴィ・メタルを現代のサウンドへと昇華させるべくスタート、そのコンセプトに賛同したダグ・アルドリッチ率いるバーニング・レインなどハード・ロックのボーカリストとして第一線で活躍してきたキース・セント・ジョン、メガデスやホワイト・ライオンなどそうそうたるバンドのベーシストとして名を馳せたジェイムズ・ロメンゾ、元ミッドラインのドラムス、フレッド・フィッシャーが自身の経験をインプットする形でデビュー・アルバム『ゲット・ユア・ロック・オン』は完成した。

ジェレミーのシンプルなギター・リフを軸に、キースのソウルフルなボーカルが絡んだ楽曲は、キャッチーなメロディの中に叙情的なムードを盛り込んでいるのが大きな魅力だ。1980年代ならラジオやMTVなどでヘヴィ・ローテーションでオンエアされそうなポップ・メタル系の「カリフォルニア」、パワー・バラードの「ベイビー・バイ・バイ」、ホワイトスネイク風の「ジャスト・キャント・ステイ」など、分厚いボーカル・ハーモニーが印象的な楽曲は古典的でありながら、現代にも映えるような輝きに満ちている。

このアリーナ・ロック・スタイルの音楽を作り上げる上で、重要な役割を果たしたのは、ジェレミーと共同プロデュースを務めたアンディ・ジョーンズだ。レッド・ツェッペリンやザ・ローリング・ストーンズの作品のエンジニアとして活躍し、ヴァン・ヘイレンやジョー・サトリアーニの作品をプロディースしたことでも知られる伝説の人物だ。2014年4月7日に胃潰瘍からの合併症の治療中に死去した彼は、死の直前までこの作品に携わっていたという。

「ジェレミーの努力に対して、力になれたのはとても喜ばしいことだよ。彼は1980年代のロック、つまり、僕がキャリアをスタートさせたあの時代に対して、しっかりと敬意を払って、曲を作り上げた。1980年代という時代と当時の音楽スタイルに対する彼の愛情は、完璧な形で楽曲から伝わって来るよ」とジェイムズ・ロメンゾは語る。1980年代という古き良き時代の魅力を現代に伝える作品の登場だ。

【メンバー】
キース・セント・ジョン(ヴォーカル)
ジェレミー・ブルーナー(ギター)
ジェイムズ・ロメンゾ(ベース)
フレッド・フィッシャー(ドラムス)

『ゲット・ユア・ロック・オン』X-ドライヴ
2014年8月6日発売
VQCD-10390 ¥2,300+税
1.ラヴズ・ア・ビッチ
2.ゲット・ユア・ロック・オン
3.ステッピン・オン・ザ・ロック
4.ベイビー・バイ・バイ
5.カリフォルニア
6.レイ・ミー・ダウン
7.ターン・ザ・ノイズ・ダウン
8.ビヨンド・ジ・エンジェルズ
9.ラトルスネイク・アイズ
10.ジャスト・キャント・ステイ
11.チェンジ・オブ・ハート
12.ラヴ・ブレイクス・ザ・フール
13.レイ・ミー・ダウン(メロウ・ヴァージョン)[日本盤限定ボーナストラック]

◆X-ドライヴ・オフィシャルサイト
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