ゲイリー・ムーア、未発表2007年ライブ音源が初CD化

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2011年2月6日、ゲイリー・ムーアの急逝は世界中のオーディエンスとアーティストを悲しみの淵に追いやったが、彼が2007年に遺したライブ音源『ライブ・アット・ブッシュ・ホール 2007』が、2014年9月10日に登場することが明らかとなった。

◆ゲイリー・ムーア画像

イギリスのネットラジオ局でオンエアされたこともあるライブ音源だが、今回のリリースにあたり最新リマスターが施され、さらに当時放送されなかった「トゥ・タイアード」やシン・リジィ「甘い言葉に気をつけろ」も収録され、初のCD化となるファン待望の音源だ。

2007年は2度の英国ツアーを含む長期ツアーを行なっていたが、ゲイリー本人が後に「自分の中のブルースを再発見する時期だった」と語るように、原点であるブルースをベースにギブソン・レスポール、フェンダー・テレキャスター、アコースティックと多彩なギター・サウンドを聴かせてくれている。「スティル・ゴット・ザ・ブルース」や「ウォーキング・バイ・マイセルフ」など自身の代表曲に加え、このツアーでしか演奏されなかったサニー・ボーイ・ウィリアムスンIの「アイサイト・トゥ・ザ・ブラインド」やサン・ハウスの「サンダウン」など貴重なカバー曲も収録。シン・リジィ時代からの盟友、ブライアン・ダウニー(ドラムス)との絡みも本作の聴きどころだ。

ゲイリー・ムーアの代名詞とも言える名曲「パリの散歩道」が、2014年2月ソチ冬季五輪フィギュアスケートで羽生結弦選手がゲイリーの命日でもあった2月6日にショート・プログラムでの演技にBGMとして使用していたが、今回のリリースにあたり本作とは別ライブでの音源が、日本盤限定ボーナストラックとして追加収録される。

【メンバー】
ゲイリー・ムーア(ギター/ボーカル)
ブライアン・ダウニー(ドラムス)
ピート・リース(ベース)
ヴィック・マーティン(キーボード)

『ゲイリー・ムーア~ライブ・アット・ブッシュ・ホール 2007』
2014年9月10日発売
CD \2,600+税
1.イフ・ザ・デヴィル・メイド・ウィスキー
2.サーティ・デイズ
3.トラブル・アット・ホーム
4.ハード・タイムズ
5.アイサイト・トゥ・ザ・ブラインド
6.アイ・ハッド・ア・ドリーム
7.トゥ・タイアード
8.ギター・ソロ
9.甘い言葉に気をつけろ
10.スティル・ゴット・ザ・ブルース
11.ウォーキング・バイ・マイセルフ
12.ザ・ブルース・イズ・オールライト
13.サンダウン
14.パリの散歩道(日本盤限定ボーナストラック)

◆ゲイリー・ムーア2007年ライブ オフィシャルサイト
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