柴咲コウ、移籍第一弾シングルには本人ボカロ「ギャラ子」楽曲も収録

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柴咲コウが、8月27日にビクター移籍第一弾シングルとしてリリースする「蒼い星」の全収録曲が発表された。

◆柴咲コウ 「蒼い星」 画像、ミュージックビデオ

1曲目は、もちろんタイトル曲の「蒼い星」。2曲目の「summer day」は、柴咲コウによる作詞。そして3曲目には柴咲コウの声をもとに開発されたボカロ「VOCALOID3 Libraryギャラ子 NEO」を使って、ぺぺろんPが制作した「涙は宇宙(そら)に降る」が収録される。柴咲コウの声をもとに開発されたソフトで制作された曲が柴咲コウの作品に収録されるという、これは音楽史上初のカップリングだ。

そしてタイトル曲「蒼い星」のミュージックビデオも完成した。ビデオは、2月に行なわれた<第64回ベルリン国際映画祭>で初監督作品が国際映画批評家連盟賞を受賞した坂本あゆみ監督が制作。柴咲コウと同世代の女性監督がこの曲で描いた世界は、大地に根を張る木が毎夜遠い空に輝く星を見上げるというもの。手の届かない儚さや憧れ、それを見守る愛情の強さを表現した。

ちなみに映像は、CGは用いず、すべてアナログで実写。昼間のシーンの背景には、オイルアートと照明で彩られた幻想的な風景を投影。日が暮れて夜が訪れるシーンは、明るいオイルアートに黒色を混ぜ真っ黒にする一度きりの緊張感ある撮影だったという。

「CGや後処理に頼らず、アナログな方法で、純粋でまっすぐな美しい映像を目指しました。これは柴咲さんだから実現出来た世界観です。柴咲さんの表現力は、とても繊細で豊かで撮影現場でも編集時も鳥肌の連続でした。彼女の内に秘めた表情を映像に映し出す事が出来てとても幸せです。『蒼い星』のPVは、見る人を柴咲さんの世界へ連れて行ってくれると思います。」── 坂本あゆみ 監督

なお、ミュージックビデオは、シングル「蒼い星」初回限定盤のDVDに、撮影メイキングとともに収録される。

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