ハーマン、ハイエンドな試聴室を完備した直営店「HARMAN Store」が東京ミッドタウンにオープン

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ハーマンインターナショナルは、日本初となる直営店「HARMAN Store」を7月18日、東京六本木の東京ミッドタウン ガレリア3階にオープンした。

「HARMAN Store」には、JBL、AKG、harman/kardon、Mark Levinsonブランドのヘッドフォンやマルチメディアスピーカー、最高級スピーカー、アンプのほか、一般の販売店では取り扱いのない直営店限定モデルなど、豊富なラインナップを用意。また、高度な知識と経験を持つ専任のスタッフが来店者一人ひとりの要望に応え、デモンストレーションを交え、ライフスタイルに最適な製品を提案する。

店内奥には試聴ルームを完備。JBLの新世代フラッグシップモデル・スピーカー「Project EVEREST DD67000 MA」(300万円×2!)をはじめ、ハイエンド製品を常設。高音質のシステムを大音量で心ゆくまで試すことができる。

オープニングイベントでは仲井一雄社長が登壇、「HARMAN Store」のコンセプトを「日本におけるハーマンブランドの情報発信拠点」と説明。さらにオーディオ業界についての分析も披露。一昔前はラジカセやミニコンポで音楽を聴いていた中学生が、高校生・大学生になると単品コンポを購入するといったステップアップがあり、さらにハイエンドなシステムを積極的に買って聴いていく層が徐々にできていき、マーケットとして安定して大きくなっていった。しかし、昨今ではヘッドフォンとスマホで聴くだけで満足する世代が多く、それが進化してヘッドホンアンプやハイレゾ音源を積極的に聴くようになっても中心はヘッドホン。ハイエンド層、高価なオーディオシステムを持って音楽を楽しんでいる層は以前と変わらずあるが、「その部分はシュリンクしてきている」とした。そして、「業界地図を元に戻すのはむずかしい」が、それぞれのマーケットでそれぞれ満足している人たちに「少しでも上の体験をしていただきたい」と、もう1つののコンセプトを語った。

その「上の体験」を象徴するのがハイエンドモデルを揃えた試聴ルーム。「ヘッドホンやBluetoothスピーカーを買いに来た人たちにも、力を込めて作った試聴ルームに気軽に入ってもらって本当の音楽の聞き方を再認識してもらいたい」とも。「試聴室というよりも体感室、耳で聞くのではなく体で聞くという状況を、この部屋を使ってたくさんの方に体験していただきたい」とした。このほか、購入者向けにサポートや情報提供を行うサービスHARMAN Owner's Clubについても紹介された。


▲余裕のある店内にはブランドごとに製品を展示。写真左はharman/kardonのスピーカー、ヘッドホン。右は参考出品のAirPlay、DLNA、Bluetooth対応スピーカーJBL Authentics L16とL8(未発売)。


▲ヘッドホン、イヤホンがずらり並び、自由に試聴可能。左はAKG、右はJBL。


▲スマートフォン用のモバイルバッテリー搭載Bluetooth対応スピーカー、PC向けのUSBスピーカー/デスクトップスピーカーもJBLから多数ラインナップ。


▲モニタースピーカーも含め、JBLの多彩なスピーカーラインナップが展示される。


▲ペアで600万円のスピーカーシステムを常設する試聴ルームを店内奥に完備。アンプ、SACD/CDプレーヤーはMark Levinson製(プリアンプがNo.52、パワーアンプがNo.532、プレーヤーがNo.512。スタジオレベルの防音で外に音が漏れることはない。

◆HARMA Store(ハーマンストア) 東京ミッドタウン店
場所:東京ミッドタウン・ガレリア3F
営業時間:11時~21時
取り扱い商品:ヘッドホン、マルチメディアスピーカー、Hi-Fiスピーカー
取扱いブランド:JBL、AKG、harman/kardon、Mark Levinson
オープン日:2014年7月18日

◆HARMAN Store
◆ハーマンインターナショナル
◆BARKS 楽器チャンネル
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