【イベントレポート】The Bonez×Nothing's Carved In Stone、渋谷クアトロを揺らす

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ロックフェスなどを手がけるDEVILOCKの元プロデューサー遠藤憲昭が立ち上げた、アメリカ1周フルマラソンプロジェクト<WILD ONE>制覇記念イベントに、The BONEZとNothing's Carved In Stoneが集結、対バンイベントが7月23日渋谷クラブクアトロで開催された。

◆The Bonez×Nothing's Carved In Stone画像

トップはRIZEのJESSEがPay money To my Painのメンバーと共に結成したバンド、The BONEZだ。元RIZEのNAKA(G)を正式メンバーに迎え、2014年1月にアルバムをリリース後、怒濤の全国ツアーを敢行しており、より強固で骨太なパフォーマンスを振りかざし、夏フェスにも多数出演している注目株である。

ステージに姿を現すやいなや、JESSEは「いっちゃてくれ!好きなだけやっちゃてくれよ!」と吠え、オーディエンスに火をつける。最大量の音圧、縦横無尽なステージ、ひしめき合う客席に、こんな小さな会場で彼らが見られるのも、今後は無理なのでは?という想いが湧く。

7月16日に配信スタートした最新曲「Place of Fire」では、疾走感溢れるトラックに力強いメロディがのり、代表曲「Thread & Needle」ではサビで客席を巻き込んでのコーラスが起こる。ヘヴィグルーブのRIZEとは違ったボーカルのアプローチ、美しいギターのリフレイン…改めてThe BONEZの真骨頂を体感し、Nothing's Carved In Stoneへの期待も募る。

会場の熱をNothing's Carved In Stoneに渡し、ギターの旋律が際立つサウンドがオーディエンスを酔わせていく。徐々にダイナミックに、爆発力を増していくNothing's Carved In Stoneは、新曲「Brotherhood」のイントロで客席から歓声を沸き起こし、滑らかで心地よい英詞に時より直接的に刺さる日本詞で自然に身体を揺らしていく。本編が終わってもまだまだ足りないと言わんばかりの客席を背に、アンコールなしの形式を取り“ロックバンドの対バン”らしい潔さで幕を閉じた。

The BONEZは現在次作の制作中、年末には2回目となるツアーを予定しており、Nothing's Carved In Stoneは8月から全国ツアーを予定している。

Photo The BONEZ:Yoko Umemoto
Photo NCIS:AZUSA TAKADA

The BONEZ 配信限定曲「Place of Fire」
7月16日(水)配信スタート
iTunes, KKBOX, Spotify, Pandora
※Zippoコラボレーションソング

The BONEZ Live DVD『Astro Tour 2014 “The ONE”』
7月23日(水)発売 3,800円(税込)/ DQB-62
※購入特典: スペシャルパス型ステッカー

Nothing's Carved In Stone NEW ALBUM「Strangers In Heaven」
8月6日(水)発売 3,024円(税込)ESCL-4251X

◆The BONEZオフィシャルサイト
◆Nothing's Carved In Stoneオフィシャルサイト
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