【インタビュー】“なにわのイケメン軍団”FEST VAINQUEUR、「ヘヴィメタルからサンバまでやっちゃいます」

ツイート

関西地区を中心に活動を続け、“なにわのイケメン軍団”として全国的にその活動の枠を広げつつあるヴィジュアル系バンド、FEST VAINQUEURが、2014年7月30日にニューシングル「ヴァレンシアとヴァージニア」をリリースする。美麗なルックスのメンバーが揃ったとはいえ、その実力と叩き出すサウンドの幅の広さも大きな魅力だ。勢いを増しつつあるこのFEST VAINQUEURというバンドについて、メンバー全員に語ってもらった。

◆FEST VAINQUEUR 画像

▲HAL(Vo)
▲GAKU(G)
▲I'LL(G)
▲HIRO(B)
▲KAZI(D)
──FEST VAINQUEURの魅力は、メンバーから見てどういう所だと思いますか。

KAZI(D):ヴィジュアル系の枠にとらわれない楽曲の良さがあると思います。ハードロック、ヘヴィメタルからPOPS、サンバまでやっちゃってます。でも、どれをとってもFEST VAINQUEURになる。それが自分達でも感じられるからこそ、もっといろいろな挑戦をどんどんしてゆきたいとも思っています。

HIRO(B):それから、音源やライヴ活動で聞く人に希望や夢を与えたいんです。嫌な事や辛い事があった時に、FEST VAINQUEURの音楽で少しでも元気になって、発散して、笑顔になって欲しい。ライブが楽しい、というご意見もたくさん頂いていて、そこは本当に嬉しいです。

HAL(Vo):“歌ものロックバンド”の可能性に挑戦し続けたいです。やはり“歌”という部分は絶対に大切にしたいと思っているので。

KAZI(D):そうですね、“歌ものヴィジュアル系”という部分は自分達には欠かせない要素です。メンバーそれぞれが、音楽を始めるきっかけになったルーツが5人全員すごく近いんですよ。X JAPAN、LUNA SEA、L'Arc~en~Ciel、GLAY、T.M.Revolution、Janne Da Arc、hideさん…。全員がとにかく大好きで、憧れて、そこからそれぞれが今の楽器パートを始めるようになりました。

GAKU(G):そのあと、洋楽や新しい物に興味がどんどん派生していった感じです。僕らは全員が作曲をするんですが、曲を作るようになってから更に個人個人の音楽の枠も広がった気がします。

HIRO(B):歌詞はHAL(Vo)が書きますが、曲は昔から全員で作りますね。作曲者が一応仕切ってアレンジなど煮詰めていくのですが、全員が意見を出します。もちろん5人いれば意見が分かれることはあるんですけど、言い争ったり喧嘩になったりするような事は全くないです。

──今回のニューシングル「ヴァレンシアとヴァージニア」ですが、 これまでの作品の中でもかなりハードな楽曲となっていますね。

KAZI(D):今回は攻め切りました。アレンジャーさんも含めて細かい所は試行錯誤もしたのですが、形にするのはそんなに難しくなかったです。個人的にはこういうハードで攻めのテイストは大得意です。もう、大好きです(笑)!

GAKU(G):ギターも弾きまくりました、これでもか!と攻めまくりました(笑)!

HAL(Vo):歌も含めた部分では、ハードでかつ、ドラマチックに仕上げたくて。このタイトルの「ヴァレンシアとヴァージニア」というのは、男女の名前なんです。「ヴァレンシア」が男性で、「ヴァージニア」が女性なんですけど、この曲では女性目線でのストーリーになっています。曲自体はハードですが、実はすごく切ない歌なんです。どうしても忘れられない人とか、忘れられない思い出を記憶の中から呼び覚まして、過去を振り返って…最終的には今も忘れないそういう昔の切ない出来事も全てひっくるめて幸せになりたい、という強い願望を歌っています。…ヴァージニアには幸せになって欲しいです(笑)。

──ところで静かなI'LLさんは、日本人ですよね?

I'LL(G):はい、生粋の日本人です(笑)。

KAZI(D):岡山が生んだハリウッドスターですからね(笑)。

I'LL(G):僕は岡山出身なんですけど、バンドとしては大阪出身、という事で(笑)。FEST VAINQUEURは大阪から全国へ!を目指しているんです。

──ライブも大阪を中心に活動してきましたが、この2014年の夏からいよいよ名古屋、そして関東での公演もたくさん予定されていますね。

KAZI(D):大阪出身のバンドだからこそ、関西をちゃんと固めたいんですよね。関西バンドが集まってオムニバスCDを発売したりイベントをやったり。そういったプロジェクトの“NANIWA V系連合軍”っていうのがあるんですけど、それを進めていったり。とにかく関西のヴィジュアル系シーンを、しっかりと盛り上げたいと思っています。

HIRO(B):そこから全国へ、ですね。FEST VAINQUEURは基本はハードなんですけど、とにかくいろんなタイプの曲がたくさんあるので、CDもライブも楽しんでもらいたいです。そこから日々感じられない刺激を与えていきたい。例えばライブ会場なら、ここに来たら何もかも忘れられる、とか来てくれる理由は何でもいいんです。そういう人達を笑顔にして帰してあげたい。

──目指すは東京ドーム、ですか?

KAZI(D):うーん、やっぱり…まずは大阪城ホールですね!やっぱり地元ですから。

GAKU(G):いえいえ!自分もいろんなアーティストさんを見に行った場所でもあるんですが、夢は大きく!関西人なら“京セラドーム”を目指していきたいです(笑)!

一同:デカい(笑)!

HAL(Vo):がんばります(笑)。



6th Single「ヴァレンシアとヴァージニア」
2014年7月30日(水)発売
【収録曲】※3タイプ共通
1.ヴァレンシアとヴァージニア
2.BOURGEOIS~ブルジョア~
3.Reminiscence Driver
【初回限定盤】CD(3曲入)+DVD / ¥1,944(tax in) / PRWC-3
DVD:「ヴァレンシアとヴァージニア」MUSIC CLIP+OFF SHOT
【通常盤】CD(3曲入) / ¥1,620(tax in) / PRWC-4
【なにわ盤】CD(3曲入)+DVD / ¥1,944(tax in) / PRWC-5 / ※予約限定販売

<FEST VAINQUEUR 2014 ONE MAN TOUR~名古屋進撃!!~FESTがやらねば誰がやる~>
8月02日(土)3Star IMAIKE
~進撃のゴング 名古屋系FEST ダークネスばんくーる~

<FEST VAINQUEUR 2014 ONE MAN TOUR~関西進撃!!~FESTがやらねば誰がやる~>
8月01日(金)茨木JACK LION
8月04日(月)姫路BETA
8月09日(土)奈良NEVER LAND
8月25日(月)滋賀U☆STONE
8月26日(火)京都MOJO
8月30日(土)神戸Varit.
8月31日(日)OSAKA MUSE

<FEST VAINQUEUR 2014 ONE MAN TOUR~関東進撃!!~FESTがやらねば誰がやる~>
9月06日(土)池袋EDGE
9月07日(日)横浜BAYSIS
9月14日(日)HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3
9月15日(月)渋谷REX
9月20日(土)柏Thumb Up
9月23日(火・祝)水戸ライトハウス
9月27日(土)高崎Club JAMMERS
9月28日(日)新宿RUIDO.K4

◆FEST VAINQUEUR オフィシャル・サイト
◆BARKS ヴィジュアル系 V-ROCK
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス