和楽器バンドが「千本桜」「カゲロウデイズ」など人気ボカロ曲カバーライブ
7月27日、和楽器バンドのワンマンライヴ<ボカロ三昧大演奏会>が、渋谷のduo MUSIC EXCHANGEにて行なわれた。
この日のライヴチケットは800枚の売り枚数に対し、数千人の応募が殺到。オークションサイトでは1枚4,000円のチケットが、ペアで最高58,000円まで高騰。ファンにとっては、まさにプレミアムな一夜となった。
今回のライブは、ウィークリー初登場5位を獲得したデビューアルバム『ボカロ三昧』の収録曲をすべて披露する、というのがコンセプト。“ボカロ三昧”という名の通り、演奏曲のほとんどが「千本桜」「カゲロウデイズ」「六兆年と一夜物語」といった人気ボカロ楽曲のカバーで固められ、大胆な和風アレンジが施された馴染みの楽曲に客席はヒートアップ。
さらには、ボカロ曲のカバー以外にも、和楽器バンドのライヴの真骨頂である三味線×和太鼓バトル、ドラム×和太鼓バトルを披露。ロックサウンドにおける和楽器の無限なる可能性を示してみせた。またボーカルの鈴華は、「まだまだ私たちは始まったばかり。これからも私たちに付いて来て!」と呼び掛けた。
アンコールではこの日初披露となる8月27日発売のオリジナル楽曲「華火」が初披露され、最後はこの日2回目となる「千本桜」で終了。会場中に季節外れの桜吹雪の演出でオーディエンスを酔わせた。
そして終演後、突如スクリーンが現れて新曲「華火」のミュージックビデオを初公開。なお、直後には「ニコニコ動画」「YouTube」にてショートバージョンが公開された。
和楽器バンドは、今回のライヴの追加公演を望む多数の声に応えて、8月27日に赤坂BLITZにて<ボカロ三昧大演奏会PREMIUM ENCORE>を開催する。
◆BARKSライブレポート
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