サザンオールスターズ、新曲「東京VICTORY」がTBS系列『2014 アジア大会&世界バレー』テーマソングに

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サザンオールスターズの9月10日リリースシングル「東京VICTORY」が、TBS系列『2014 アジア大会&世界バレー』テーマ曲に決定したことが明らかとなった。

◆サザンオールスターズ「東京VICTORY」ジャケット、「サザンの“フレ!フレ!”FLAG」画像

すでに三井住友銀行のTV-CMソングとしてオンエアされている「東京VICTORY」は、象徴的に“東京”という言葉を使いながらも、日本に対して思いを馳せた、広いテーマを持った曲。現代社会は未だに様々な問題を抱えているが、“やっぱり顔を上に向けて、みんなで元気に頑張っていこうよ”という桑田のメッセージが込められた作品だ。

曲を創った桑田佳祐自身は、作詞のきっかけのひとつに、2020年に東京オリンピックが開催されることや、それに伴い長年、音楽を創り続けてきた千駄ヶ谷ビクタースタジオのすぐそばにある国立競技場やその周辺が様変わりしてしまうことへのある種の無常感や寂しさのようなものがあった、と語っている。ただやはり、せっかくのオリンピック開催ということをキッカケにして、そんな気持ちをも乗り越えて、頑張っていこう! という気持ちにつながっていくのがこの「東京VICTORY」という曲であるとしている。

さらに、この発表と同じくして、シングル「東京VICTORY」の完全生産限定“フレ!フレ!パッケージ”の特典も明らかにされた。その名も「サザンの“フレ!フレ!”FLAG」。VICTORYのVが金色の文字であしらわれたこの旗を掲げて、「東京VICTORY」を聴けば、「みんな頑張っていこう!」という気持ちもさらに高まるというものである。

「この「東京VICTORY」は、象徴的に「東京」という言葉を使っていますが「日本」や「ふるさと」を思って作った曲です。そのきっかけは2020年に開催される東京オリンピックでした。私たちが36年以上も音楽を作り続けてきた千駄ヶ谷ビクタースタジオのすぐ近くにある国立競技場が建て替えられることの寂しさや無常感。そして華やかなイベントの影に隠れがちな、世の中が抱えているさまざまな問題。そういったことに目を向けると、どうしても気持ちも沈みがちになります。ですが、せっかく世界がひとつになる国際的なイベントが、わが国で開かれることが決まったのですから、そこに向けて、歌詞にもあるように“みんな頑張って”前を向いて行こうよ! というのがこの曲のテーマです。「いろいろ大 変なこともあるだろうけど、みんなで未来へ向けて走り出そう!」と、曲を聴いてそんな 気持ちになっていただけたら幸いです。」── 桑田佳祐
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