吉川友、地元・茨城凱旋ライブで家族への感謝の手紙。「自慢の娘になるからね!」

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吉川友が、8月9日、地元・茨城凱旋ライブ<吉川友 ~茨城凱旋スペシャルライブ 茨城っか大好きっか~>を水戸ライトハウスにて開催した。オフィシャルから届いたレポートをお届けしよう。

◆<吉川友 ~茨城凱旋スペシャルライブ 茨城っか大好きっか~>画像

5月に開催された吉川友ワンマンライブ5大都市ツアーを終えてから3か月。その3か月の間に吉川は、6月25日にリリースしたニューシングル「URAHARA テンプテーション」のリリースイベント、ブラジル・サンパウロで行われた<Anime Friends 2014>でのゲスト出演、3作目の写真集『誘惑 - YOU WAKe』の発売といった活動を行っていた。

この日のライブはデビュー以来、地元・茨城で行う初の凱旋公演となるワンマンライブ。会場入り口には吉川友が歌手を目指すまでの小・中学生時代に受賞した、バスケットボールや持久走の数々の準優勝メダルを展示。これから芸能界の道を歩みはじめた14歳の吉川友へ送った母からの手紙も展示されていた。

会場前の水戸黄門像に見守られながら凱旋ライブがスタート。初の地元凱旋ライブ記念という事もあり、いつもとは何か違う会場の緊張感の中、オープニングSEが響く。吉川友の「納豆食ってきた~?」の掛け声で、「きっかけはYOU!」でライブはスタート。そして「抱いてHOLD ON ME!」と続く。地元、茨城での初ワンマンライブ開催という祝福ムードでライブ会場は熱くなった。

最初の挨拶で「3か月ぶりの単独ライブ、私の地元茨城での初の凱旋ライブでございます! 茨城サイコー!!! 茨城ただいま~!!」と、感極まり思わず絶叫する吉川。さらに6月のリリースの新曲「URAHARAテンプテーション」と自身のテキトーな性格を表した「いいじゃん」を披露。

「みんな!楽しんでっぺか?!」と軽快な茨城弁でトークコーナーが再開する。そして7月に訪問したブラジル・サンパウロでの<Anime Friends 2014>の近況をファンに報告。訪れたブラジルの地で、自身も想像もしなかった、たくさんのブラジルの友フレの歓迎に感動したことや、その中でも特に印象深い、かつて吉川友が久住小春らと結成したMilky Wayの衣装や小道具、ダンスを完全にコピーした3人組とコラボレーションを行ったことを話す。そして次の曲は、現地のファンと共に会場を沸かせた「Milky Way」の「タンタンターン!」を披露する。

そして、茨城公演では、彼女のデビューを支えてきた家族へ、感謝の手紙を読み上げた。

「モーニング娘。8期オーディションに落選した時に励ましてくれた事、エッグ研修生として東京を行き来する時に、寝ないで帰りを待っててくれた両親。14歳の時に、友がこれから進む世界は思っている以上に厳しいから頑張ってと励ましてくれた母の手紙。時にはどうしたらいいかわからず一人で泣くこともあった。デビュー以来、たくさん楽しい事も、辛いこともあったけれど家族が励ましてきてくれたおかげで今日、地元、茨城でライブが出来て本当に幸せ。これからもっともっと努力して大きなステージに家族を招待できるように頑張るから!」

こんなふうにきっかは感謝の手紙を締めくくる。そして両親へ、応援しているファンへ感謝の気持ち心を込めながらモーニング娘。の「ふるさと」を披露した。

ステージも後半に差し掛かり、盛り上げ曲を中心とした4曲を連続歌唱。ラストは「ずっとずっとずっと君がスキだ!」で一人づつ視線をファンへ送り届けるように歌った。

アンコールでは、神妙な顔つきで、まるで引退でもするのかと間をためながら「吉川友、10月29日に新曲を発表します!!」とサプライズ発表。場内は不安の空気から一気に感激ムードに変わる。さらに「タイトルは……また決まっていないんです! どんな曲か、どんな作曲家さんの曲かも知りません! ですが、オンナの勘でひとつだけわかっています。これは吉川友史上で、かなりの名曲になることは間違いありません!! 次回、8月24日に行うワンマンライブAKIBAカルチャーズ劇場で公開します!」と、高らかに宣言し、最後は「八月の花火」「こんな私でよかったら」で締めくくった。

  ◆  ◆  ◆

■ 吉川友から家族への手紙

お父さんへ
お母さんへ
お兄ちゃんへ

この仕事を始めてから8年目
ソロデビューして3年目
この大好きな茨城でやっと単独LIVEが出来たよ。
ずっと念願だった凱旋ライブ!
少しは親孝行できたかな…。
ずっと心配や気苦労かけてきちゃったもんね。
今日きっかがこの舞台に立てるまでの事を思い出してました。

きっかがオーディションに落ちて
すごく落ち込んでいる時、美味しい食事を食べさせてくれたね。
今お世話になっている事務所から研修生として誘ってもらった時、何もできない、何も知らないきっかをひとり東京にいかすのすごく不安だったと思う。
一人で決めきれず、悩んでるきっかの背中を押してくれて、毎日毎日家から駅まで送り迎えしてくれてたね。

言葉には出せなかったけど、ありがとうって思いながら、お父さん、お母さんの運転する姿を見てんだよ!
次の日自分も仕事で早い時だって、いつもきっかが帰ってくるのを、寝ずにずっと待っててくれてたね。
眠いはずなのに、何も言わず美味しいご飯を食べさせてくれて。
お母さんの料理がいつもきっかの支えになってたよ!
もちろん今でも実家のご飯がきっかにとっての元気の源になってます!
真剣に悩みとか相談する子じゃなかったけど、いつもそういった家族の何気ない気遣いに助けられてました。

ありがとう。

14歳の時、お母さんから貰った手紙に、友がこれから進む世界は友が思ってる以上に厳しいよ。って。書いてあったね。
確かになかなか上手くいかず、壁にぶち当たる事も沢山ありました。
どうしたらいいかわからず一人で泣いてた事もあった。

でも、心配しないで!
きっかにはね、刺激し合える素敵な仲間達、スタッフさん、そしてなによりこんなきっかの事を一生懸命応援して支えてくれる、友フレのみんながこんなにいるんだよ!

本当にありがたいことだよね。
もっと感謝しないといけないよね 笑

デビュー以来、たくさん楽しい事も辛い事もあったけど、みんなで頑張って来れたおかげで、今日この茨城でライブすることが出来て、本当に幸せです。

茨城出身といえば吉川友って誰もが口を揃えて言うくらい、自慢の娘になるからね! 目指せ茨城の星(笑)

そして、いつかもっともっと大っきな会場でLIVEが出来るようになって、きっかとここにいる友フレのみんなで、ママとパパを招待できるよう、がんばるからね!

暑い日が続くけど、仕事も頑張りすぎて体壊さないように気をつけて。

ありがと。
大好きっか。



◆BARKS Kawaii
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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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