加山雄三、日本武道館最高齢単独公演記録を更新。桑田佳祐も駆けつける

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2014年4月11日に喜寿を迎えた加山雄三が、8月23日に日本武道館にて、<若大将EXPO ~夢に向かって いま~ 加山雄三Live in日本武道館>を開催。自身の持つ日本武道館での最高齢単独公演記録を更新した。

開演時間の16時に、白いジャケットに黒いパンツというスタイルで8,000人が見守るステージ上に登場した加山雄三。スペシャルバンドを従え、自身もギターを演奏しながらテンポよく次々に「お嫁においで」や「旅人よ」、「Yesterday」などの自身の名曲たちと貴重な写真や映像をプロジェクションマッピングとコラボレーションしながら披露していく。会場は、手拍子や青色のペンライトで彩りを増しいき、素晴らしい空間が広がっていた。

喜寿とは思えないパワフルさで会場全体を包み込み、心地の良いペースで「海 その愛」、「この愛をいつまでも」、「サライ」を披露したころには、会場の熱もさらに増して、この日、会場にいたすべての人がひとつになっていた。

1番好きな曲という「MY WAY」で本編を締めくくり、そしてアンコールへ。「君といつまでも」の途中で、突然サウンドが止まり、「船長~、加山船長~!」と呼びかける声が会場に響くと、大きな花束で顔を隠しながら桑田佳祐が登場するサプライズ。ふたりで「君といつまでも」と「夜空の星」でセッションをするなど、加山雄三の喜寿イベントのライブを盛り上げた。

最後、加山雄三は「夢は叶えるためにあるんだ、どんなにつらいことがあっても絶対立ち向かうんだ」と語り、「Dreamer~夢に向かっていま」を披露して、最高齢での日本武道館単独公演は大団円を迎えた。

そして終演後には、毎年続けてきた全国ツアーを今年で卒業することも発表された。

なおこの日、日本武道館で披露された全45曲が演奏順に収録されたアルバム『若大将EXPO~夢に向かって いま~Song Library』(3枚組)も発売中だ。



◆BARKSライブレポート
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