【対談】逹瑯(MUCC) × yukihiro (geek sleep sheep)、異種格闘技対談-Ring 番外編「SATOちに美意識がないんです!」

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■ベースってギターより大きいじゃん
■それを女の子が持ってるっていう独特のバランスがいい──yukihiro

逹瑯:geek sleep sheepは誰発信なんですか?

yukihiro:geek sleep sheepは僕ですね。

逹瑯:geek sleep sheepは最初から女性ヴォーカルがいいなって思ったんですか?

yukihiro:自分がずっとカッコいいなぁと思って聴いてきた音楽を、ストレートにやれるようなバンドが出来たらいいなって思ったときに、女性ヴォーカリストってとこももちろんなんだけど、女性ベーシストがいいなぁって思ったんだよね。スマッシング・パンプキンズとかマイ・ブラッディ・ヴァレンタインとか、好きなバンドって女性ベーシストが多いなと思って。

逹瑯:なるほどそうだったんですね。俺、女性ヴォーカルってすごく好きなんですよ。もっと言うなら、女性ヴォーカルが歌う、“僕”一人称の歌が大好きなんです。JITTERIN’JINNが大好きで。女の子が男の子目線で歌うあの空気感が、なんとも言えず好きなんですよ、あの少年感が。それに、女性ベーシストってのもカッコいい。ロックバンドっていう男社会の中で頑張ってる女性アーティストってカッコいいですよね。

yukihiro:僕は男勝りであろうとするよりは、女の子っぽさがあったほうがいい。

──キュートな感じってことですよね。

yukihiro:女の子である特権みたいなモノを持ってるほうがいい。そこは好みの問題だろうね。

逹瑯:なるほど。そういう意味では、345ちゃん(geek sleep sheep/凛として時雨)って、女の子っぽさのある女性アーティストですよね。いや、俺、昔、新木場でやったイベントライヴで一緒になったことがあって、ステージ袖からライヴを見てたことがあったんですけど、そのとき、袖で見てたからこそ気付けた可愛さポイントが見れちゃったんですよ! 高い声を出して歌う時に、自然と背伸びしちゃう感じがすげぇ可愛くて! あの一生懸命に声を絞り出すからこそかかとが上がっちゃっうあの感じに、なんとも言えないゲット感があって(笑)。

yukihiro:たしかに、頑張るとちょっとかかと上がってるね(笑)。

逹瑯:そうなんですよ! いや、ホント、最前列に居る人にしか見えない、あの可愛さ!みたいなね(笑)。これぞ、男にはない女の子だからの可愛いさなんじゃないかなと。

──異性だからこそキュンときちゃう、女の子の無意識仕種なんじゃないかなと。

逹瑯:そういうのってある気がする。例えば、すっげぇ可愛い子がちょっとがに股だったときとか。

──それはわかる気がしない……。

逹瑯:いや、男ならわかる! そういうギャップってたまんなくないですか!?

yukihiro:(笑)。それに、女の子がベースっていうのも可愛くみえるんじゃないかな。ベースってギターより大きいじゃん。それを女の子が持ってるっていう、独特のバランスがいいと思う。

逹瑯:たしかに、そこもポイント高いですよね! 抱きかかえる感じで持つことになりますからね。うんうん、たしかに、あの独特なバランス感も可愛いんだろうなぁ。女の子しかない可愛さって他にもいっぱいありますよね。服とかもそうだけど、メンズにはない可愛さがあるというか。yukihiroさんってすごく服好きじゃないですか。レディースもたまに着てたりしていますよね?

yukihiro:そうだね。

逹瑯:レディースの服って、男の服にはない繊細な可愛さがあっていいなぁって思うんですよね。見てて楽しいし、着れるなら着たいって思う服が多い。話は変わるんですが、yukihiroさんって、私生活とかがいっさい見えないんですよね。交友関係もあんまり見えて来ないし。この前、Dir en greyのライヴで隣の席になったとき、すごくビックリしちゃいましたもん!

yukihiro:そういえば、隣に座ってライヴ観たね(笑)。

逹瑯:はい! 普段、あんまり外に出ないイメージがあるから、ビックリしたんですよ。普段何されてるんですか?

yukihiro:スタジオに居ることが多いよ。

逹瑯:やっぱストイックだな、yukihiroさん。

yukihiro:ずっとじゃないよ(笑)。それ以外だと、洋服買いに行ってたりとか、レコード屋さんに行ったりとかしてるかな。

逹瑯:明日やることなんもないなぁってときは、何しようって思うんですか?

yukihiro:やるべきことがないときは、何も考えてないよ(笑)。家の片付けとかかな(笑)。

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